ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

講演会記録 - 5 ( コップの中の争い )

2021-05-25 22:28:25 | 徒然の記

 お二人のご婚約会見半年後の平成30年2月7日に、ご結婚延期の報道がされました。理由は「準備不足」という建前でしたが、小室母子の借金問題が報じられていた時でした。

 西村氏が宮内庁長官になったのは令和元年12月で、当時は宮内庁次長でしたから事情を何も知らなかったとは言えません。危機意識があり、「皇室護持」の使命感があれば、長官就任後に打つべき時間はありました。

 「ねこ庭」が述べているのは、眞子さまと秋篠宮様の責任を言うのなら、西村氏の職務怠慢にも言及すべしということです。

 昨日偶然、「ねこ庭」に反対する方のブログを目にしました。

  ・どんな思想、どんな宗教でも、基本は 「 家庭」 だ。宮内庁も警察も、家庭の中には入れない。そして何をしても、叩かれるのだ。

  ・「 オールマイティ皇国史観」 で凝り固まった頭の人は、そこから一歩も引かないのだ。皇室が批判されるのも、許さない。

  ・プロパガンダの面白おかしい動画を見ているのではないか、と思っているらしい。私は、そんな二束三文のバカバカしい動画を見る時間もないし、もともとミーハーではない。それに皇室批判をしたのは、この件からである。

  ・その方のように、「赤い皇后」 などと書いたこともない。こんなに卑しいことを書かれるのかと、恐れ入った。しかし言えば言うほど、逆効果になったことは、前からわかっていた。

  ・そして困ったら「 感情的 」と決めつけることで攻撃をするのも、前例通りで予想はことごとく当たった。

 平成27年か28年頃、「9条にノーベル賞を」という運動をしている日本カトリック教会の司教を知りました。

 その時、美智子様が応援しておられることをブログに書きました。反日左翼と同調される美智子様を、「赤い美智子様」と表現しましたので、この方はそのことを指摘しています。

 私の考えは今も変わりませんが、改める部分があるとすれば、その後の読書で美智子様を利用した人物たちを知り、個人批判を控えたことです。

 美智子様も上皇陛下も、世界を動かしていた米国の勢力に利用されておられたと、今はそう思っています。

 「ねこ庭」を訪問される方々に軌道修正が伝わっていると思いますが、批判されている方には、苦渋の思いで美智子様を批判したことが伝わっていません。

  ・今回のKK問題など、また起きる可能性もある。

  ・「皇国史観 」こそすべてで、これを知らないからこんな事件になったと言い、皇族を責めると みんなが皇室を尊敬しなくなる と、本気でそう思っているのなら庶民は驚くだろう。

 「ねこ庭」では「皇国史観」に言及したことがなく、「ねこ庭」が使う言葉は「東京裁判史観」です。「ねこ庭」のブログで美智子様を、皇后とお呼びする気になれないため、「赤い皇后」という言葉も使いません。常に「美智子様」です。

  ・これこそ 、「 思想教育 」で解決できるとあさはかにも信じ込み、自分で勝手に陶酔し、悦にひたるおろかしさに世間は冷笑するだけ。

 この方の意見を否定しているのでなく、皇室の方々だけを批判せず、皇室を支えている体制も批判すべきと言っているのです。

  ・特定の一般人に対して特別待遇、挙句の果てに色に迷った内親王が取り乱す、困惑する他の皇族や元皇族の方々、そして天皇の名で国を護るために戦場で散華された方々、このことを瞬間にも思ったことがあるのか。私は怒りを覚える。

 戦場で散華されたご先祖を思えばこそ、「ねこ庭」の意見もあります。

  ・Ahoshは、小室親子のことは厳しく批判するが、皇族の関係者のことについては口を閉ざす、一切批判しない。

  ・何と卑屈なことだろう。皇室を護る?・・こういう態度が、一層ダメにしていくことがわからない。

  ・ただつつましく口を閉ざして、一般人は 「控えておきなさい 」と、えらそうに言っている。

  ・本当は保守ほど厳しく批判し、これからのことを真剣に考えるべきなのだ。

 Ahoshというのはこの方の言葉で、意味は「阿保の保守」です。この人も保守で「ねこ庭」批判していますが、「ねこ庭」から見れば「コップの中の争い」で、反日左翼勢力を喜ばせるだけでしょう。

 話がどんどん横道へ逸れましたが、次回は、GHQによって変えられた皇室へ戻ります。興味のある方だけ、お越しください。

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講演会記録 - 4 ( 小室母子問題 )

2021-05-25 16:44:56 | 徒然の記

 小室母子問題を追求する篠原常一郎氏のブログは、23万人が見ています。小室氏の母親の家族関係だけでなく、今度は紀子様のご実家について調べ、日々報告しています。やはり話がここまで来たか、という気がいたします。

 氏の動画を見た人の中には、秋篠宮家を皇室から切り離すべしという意見を言う者もいます。徹底的にウミを出すべしと言う人もいますが、「ねこ庭」は違う意見です。

 篠原氏の動画もここまできますと、反日左翼の「皇室崩壊」に手を貸すネットに変じます。秋篠宮家だけにとどまらず、天皇家や上皇陛下にも批判の範囲が広がる気配がするからです。

 過去の皇室関係のネットを遡ってみますと、大きく三つの集団が見えます。

  1. 上皇陛下と美智子様を支援する人々

  2. 天皇陛下と雅子さまを支援する人々

  3. 秋篠宮様と紀子様を支援する人々

 皇族の方々も、上記の三つに分かれているようです。篠原氏の動画だけでなく、他の動画の管理人も意識しているのかいないのか、皇室と皇族内の対立と不和を高める働きをしています。

 これ以上際限なく追求の範囲を広げていくと、「皇室崩壊」活動になります。宮内庁も政府も国の安全保障の観点から、事件を小室母子の問題にとどめ、これ以上傍観してはならないと考えます。

 このまま放置していると共産党だけでなく、日本の弱体化を狙う外国勢力が介入してきます。あるいは、既に関与しているのかもしれません。「ねこ庭」の提案は、事件を隠せと言っているのではありません。

 小室母子の刑事事件を明らかにすれば、自ずと婚約が破棄されます。その上で宮内庁長官と皇嗣職大夫が事件の責任を取り辞任すれば、眞子さまと秋篠宮様が国民へお詫びをされ、全てが終わるのではないでしょうか。

 西村長官の前職が、警視総監、内閣危機管理監であることは既に述べましたが、もう少し説明を加えます。

 内閣危機管理監という役職が設けられたのは、平成10年の橋本内閣の時です。ネットでは次のように、説明されています。

 ・内閣危機管理監とは、国防部分を除く危機管理対策に特化し、内閣安全保障・危機管理室の指揮監督をする高官として新設された。

 ・国民の生命・安全を守るという職務の性格上、一方で、治安行政に関する知識・経験等の専門性も必要となる。

 ・内閣法では、警察官僚を退官し民間人になった人物を登用する場合も想定し、内閣総理大臣の許可があれば兼職可能である。

  小室母子問題がなければ、内閣危機管理監について調る必要がありませんでした。「何も知らなかった」「私の知らないところで行われた」と西村長官が語り、騒ぎを大きくしています。

 氏を責める私に反対する人が、ネットの世界にいます。良い機会なので、内閣管理監という役職が単なる飾り物でなく、国の安全管理のため、専門家である警察畑の官僚から任命されているという事実の重さを知ってもらいたいと、改めてブログに入れました。

 平成10年の4月から令和3年の現在まで、内閣危機管理監の役職にいた高官は8名です。安藤忠夫、杉田和博、野田健、伊藤哲朗、米村敏朗、西村泰彦、高橋清隆、沖田芳樹の各氏で、警察庁警備局長だった杉田氏以外は、全員元警視総監です。

 こういう立場から宮内庁長官になった西村氏が、国難の小室母子問題について、「何も知らなかった」「私の知らないところで行われた」と、なぜ不用意に発言するのでしょう。

 眞子さまからお話がなかった、秋篠宮様が耳を貸してくださらなかったと言い訳をする氏に、「危機管理意識」の弱さを見ます。お二人がダメだから諦めるのでなく、さまざまな手立てがあるはずであり、そのための警視総監起用だったのではないでしょうか。

 平成29年の9月、眞子さまと小室氏の婚約会見記事を、マスコミが大々的に報道した時、氏は宮内庁次長として次のような談話を発表しています。( 当時の宮内庁長官は、山本信一郎氏 )

  ・眞子内親王殿下には,成年皇族として,国の内外において様々な公的ご活動に心を込めて取り組まれ,多くの人々と親しく接してこられました。

  ・また,秋篠宮同妃両殿下のご活動をお支えになるなど,これまで内親王としての大きなお役割を果たしてこられたものと存じます。

  ・小室圭氏は眞子内親王殿下のご結婚の相手にふさわしい、誠に立派な方であり、本日、お二方のご婚約がご内定になりましたことは,私どもにとりましても喜びに堪えないところでございます。

  ・この度のご婚約ご内定に当たり,お二方の末永いお幸せをお祈りいたします。

 国民の多くは、久し振りの皇室の慶事に驚きと興奮に包まれ、私もその一人でした。しかしその半年後の、平成30年2月7日に、眞子さまのご結婚延期の報道がなされました。

 理由は、「準備不足」ということでした。眞子さまが宮内庁を通じて発表された、「2人のお気持ち」文書の、最後の言葉を紹介します。

   ・私たちは延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたいと思います。

 スペースがなくなりましたので、続きは次回といたします。

コメント (2)
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