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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

国難二つを目の前にして

2021-05-19 13:42:45 | 徒然の記

 「皇室護持」と「自主憲法制定」は、日本を支える二つの土台です。令和3年の今、私たちの目の前で、大切な国の土台が揺れています。ネットとマスコミの報道を見ながら、歴史的な時代に生きていると言う緊張感があります。

  1.「皇室護持」は、小室母子の問題と、有識者会議で未曾有の危機を迎えています

  2.「自主憲法制定」は、「国民投票法」いかんで、悲願の軍隊が再建されます。

 日本の国民と領土を守るには、世界の他の国々と同様に軍隊がなくては叶いません。やっと国民の多くが、国際社会の厳しさを肌で知り、「自主憲法制定」の大切さを実感しています。「自主憲法制定」は、土台が揺れているとしても、希望の火が見える大揺れです。反日マスコミに惑わされず、ネットの情報を確かめながら、心構えを養っていけば、自ずと道が開けます。あとは「国民投票」で、政府の条文に賛成すれば良いだけです。

 しかし、小室母子で揺れている「皇室護持」は、このまま私たち国民が黙っていると、崩壊の道へ進みます。小室母子の問題については、ネットで多くの人々が意見を述べていますが、真剣な人より、売名で騒いでいる人間が多いような気がします。日本を思う国民なら、大切な皇室を守るため、今は声を上げなくてなりません。

 私が参考にしているのは、丹念な調査に基づき、真面目な発信をしている、篠原常一郎氏の動画です。氏はこの問題を解決する鍵は、秋篠宮様の決断だと語っています。小室母子の犯罪的行為が明らかになった現時点で、宮様が決意を表明されるべきと言うのが、氏の意見です。一般人であれば、娘の結婚には親が一番の当事者であり、責任者です。いかがわしい相手との結婚に反対し、子供の不幸を防ぐ責任があります。しかし宮様は、一般人ではありません。

 世界に稀有な歴史を有し、国民の敬愛の中心にある皇室は、別の見方をすれば、国内外を問わず、敵対勢力に狙われる存在でもあります。だから代々の政府は、皇室をお守りするため、宮内庁と皇宮警察をおき、危機管理に備えています。皇室の方々は、何自由なく、最高の暮らしをされているように見えますが、宮内庁のお世話というのか、拘束というのか、一挙手一投足が見守られています。

 万が一にも不心得な者が現れた場合、咄嗟にお守りできるよう、常に警護の人間が至近距離にいます。このように、もともと皇室の方々は、個人の自由を制限された、人間平等とは縁のない世界に生きておられます。

 したがって私と篠原氏の意見も、違うものとなります。宮様のご決断に言及する前に、まずは宮内庁の失態を問わねばなりません。皇室の方々に近づいてくる不心得者は、常に暴漢の姿ではありません。紳士の顔をし、善意の笑顔で近寄ってくる邪悪な人間がいます。宮内庁の警護は、あらゆる者への警戒から始まっています。

 小室氏については、早い段階から疑問視する声がありました。宮内庁はこの間、役目を果たそうとすれば、いくらでも行動できる時間がありました。一般庶民でも、多少とも裕福な家庭では結婚相手に対し、興信所で調査をさせます。宮内庁に皇室をお守りする気持ちがあるのなら、小室圭氏について、大抵のことは調べられます。

 「秋篠宮様が・・」「眞子さまが・・」と、つまらない言い訳をリークする前に、やるべき警護を怠ったという失態を恥じなくてなりません。週刊誌の記事程度の話なら、宮内庁で調べられるはずで、職務怠慢も甚だしいと思います。小室氏に関するいかがわしい事実を把握した後、お諌めもせず、マスコミに対しリークするなどもってのほかです。

 だから私は、物事の順序として、最初に皇嗣職大夫の加地 隆治氏の責任を追及します。次に宮内庁長官の西村氏です。小室母子と接触し、会話を交わしていながら、氏は、皇室警護のトップとしての役目を果たしていません。つまらない騒ぎの原因となった職員のリークを、断固として禁止することもせず、自らがリークをしています。

 長官の前歴は、警視総監、第19代内閣危機管理監ですから、いわば危機管理の専門官です。まして警視総監まで努めた人物であれば、武士の魂を持つ日本人です。「秋篠宮様が・・」「眞子さまが・・」と、つまらない言い訳をリークする部下や、宮内庁の関係者をなぜ厳しく処罰しなかったのでしょう。これだけ大きな問題となり、陛下や宮様が困惑されているのに、いまだに何の動きもしていません。

 したがって、私と篠原氏の意見は異なるものとなります。解決の鍵は宮様のご決断でなく、西村長官と加地皇嗣職大夫の辞任です。

 「私たちの失態のため、いかがわしい人物を、皇室の方々に接触させてしまいました。」

 「ご結婚反対という国民の声にも、応えられなかった責任を取り、辞職いたします。」

 日本武士の伝統である、自己を律する潔い魂があるのなら、この言葉を残して辞職すべきです。宮様が決断されるまでもなく、これにより全てが解決します。

 私が不思議でならないのは、自民党の議員諸氏が小室母子問題に関し、何も語らないという現状です。「小室君はおかしい」と動画発信したのは、自民党の西田昌司氏一人しか知りません。最も期待している「護る会」の青山繁晴氏は、盛んに動画発信しているのに、これについては一言も触れません。氏の「僕らの国会」の動画は、ほとんど見ており、期待もしているのにこの有様です。現時点で発言しないのだとすれば、一体何が「護る会」なのでしょう。

 宮内庁長官や皇嗣職大夫の責任を問うという正論が、自民党から出る希望はありません。身に降りかかる火の粉を恐れ、当たり障りのない問題についてだけ、国士風の意見を言う今の自民党には、武士道の影さえ見えません。

 私は一人になっても、自分の意見を言い続けます。

 「 1.   西村長官と加地皇嗣職大夫は、職務怠慢の責任を取って辞職すべし。」

 「 2.  眞子さまと小室氏のご結婚には、反対です。」

コメント (14)
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