5月の馬島 その1

5月の馬島　その1

　友の会化石研究部会の観察会に参加し、馬島を訪問した。「こくら丸」で馬島に到着、M先生の指導で、馬島を時計回りに見学。参加者は22人で、ベテランも多く、家族連れもいて、観察会としては理想的な年齢構成である。若い女性がもっといれば、疲れないのだろうが、ぜいたくは言えない。天候も数日前の予報では50％の降雨確率だったのが、前日に急に10％に好転して、結局ずっと晴天。気温も気持よかった。こんな気候が2か月も続けばいいのだが、すぐに暑くなるだろう。

1　今日のルートと参加者の確認

　最初の海岸では、今日は大潮だが汐の引くのは午後なので、あまり化石を探すような岩場が少ない。連休後だからトベラの花の芳香が楽しめるかと思ったが、花はあるものの枯れかけていて、少し遅かったようだ。

2　岩場で採集

　なぜか砂浜にイトトンボが一匹止まっている。

3　砂浜のイトトンボ

　漂着物も多いが珍しいものはない。おもしろい形の竹の根を見つけたが、風化が進んでいるので持ち帰らず。海藻の打ち上げが多くて、傷み始めているから歩きにくく、小バエやハマトビムシも多い。

4　竹の根

　西端の角を回ったあたりで昼食。汐が引いてきたので、岩場をあちこち探すが、私には良い化石が見つからない。みなさんはサメや鯨を見つけておられる。
（つづく）
5月前半は、試みとして毎日投稿いたしましたが、後半は2日に一回（奇数日）の投稿を予定しています。6月につきましては未定です。