折尾駅トンネルウォーク その2
New Tunnel walk at Orio Station: part 2
10月13日(土)JR九州の主催する「ありがとう折尾駅舎」ウォーキングに参加している。といっても、設定されたコースは無視し、折尾駅から堀川沿いに南に歩いて、国道3号線の「折尾愛真学園」交差点に来た。ここで、東から戻ってくる設定コースにぶつかるが、やはり無視して更に南に。飯塚から来た筑豊本線が新設の線に分岐する所を見るため。
工事中の道路を南に行くと下り坂になり、分岐部が見える。
8 南を見る。左端に現在の筑豊本線が見える。
写真中央の谷から左に通る現在の線が、道路の先で右にカーブする線路に付け替えられる。
さらに先に行き、振り返ると新トンネル(のうち、一番南のもの)の入口が見える。
9 新設路線のトンネル南入口
このあたりでは、上部を開いて天井をコンクリートで覆う方式のトンネルで、箱形。「開削工法」と呼ぶ方法である。地質は漸新世の折尾砂岩層で、プロトプテルムの化石などを多く含むはず。掘っている時に排土を見ればよかったなあ。少しは石も転がっているが、整地されているので採集は難しそう。
引き返して「折尾愛真学園」交差点へ。さらに3号線を少し西に行って、トンネルの上の被覆の工事を撮影。たぶん埋めもどすのだろう。
10 3号線から見た新トンネル
もう一度「折尾愛真学園」交差点にもどる。やっとここでウォーキングの設定ルートに合流する。半分以上を省略して「キセル」状態。ルートには案内サインがたくさんあり、多くの参加者がリュックをしょって歩いている。
11 ウォーキング参加者とサイン
しばらく住宅地を歩いた後、普段は入れない通路に案内され、いよいよメインイベントのトンネルの上が見えてくる。
12 新設線(短絡線)トンネル(北口)
ちょっと珍しい光景で、私はトンネルの外側を初めて見た。南のような開削工法のものの外側はよく見るが、こういう円形断面のものの外側を見ることは少ない。けれども、後で断面形を見ると、たぶんすべて開削して作られたのではないだろうか。
13 歩いたところ(青点線)と撮影場所(赤)黄色は新設線(推定)
JRでは、トンネルの断面形にいくつかのモデルを設定して、「制定型断面」と呼ぶが、その側面は最下部でややせまく、一端広がってから丸い天井に移行する形。ここのは最下部で垂直になっている。
(つづく)
New Tunnel walk at Orio Station: part 2
10月13日(土)JR九州の主催する「ありがとう折尾駅舎」ウォーキングに参加している。といっても、設定されたコースは無視し、折尾駅から堀川沿いに南に歩いて、国道3号線の「折尾愛真学園」交差点に来た。ここで、東から戻ってくる設定コースにぶつかるが、やはり無視して更に南に。飯塚から来た筑豊本線が新設の線に分岐する所を見るため。
工事中の道路を南に行くと下り坂になり、分岐部が見える。
8 南を見る。左端に現在の筑豊本線が見える。
写真中央の谷から左に通る現在の線が、道路の先で右にカーブする線路に付け替えられる。
さらに先に行き、振り返ると新トンネル(のうち、一番南のもの)の入口が見える。
9 新設路線のトンネル南入口
このあたりでは、上部を開いて天井をコンクリートで覆う方式のトンネルで、箱形。「開削工法」と呼ぶ方法である。地質は漸新世の折尾砂岩層で、プロトプテルムの化石などを多く含むはず。掘っている時に排土を見ればよかったなあ。少しは石も転がっているが、整地されているので採集は難しそう。
引き返して「折尾愛真学園」交差点へ。さらに3号線を少し西に行って、トンネルの上の被覆の工事を撮影。たぶん埋めもどすのだろう。
10 3号線から見た新トンネル
もう一度「折尾愛真学園」交差点にもどる。やっとここでウォーキングの設定ルートに合流する。半分以上を省略して「キセル」状態。ルートには案内サインがたくさんあり、多くの参加者がリュックをしょって歩いている。
11 ウォーキング参加者とサイン
しばらく住宅地を歩いた後、普段は入れない通路に案内され、いよいよメインイベントのトンネルの上が見えてくる。
12 新設線(短絡線)トンネル(北口)
ちょっと珍しい光景で、私はトンネルの外側を初めて見た。南のような開削工法のものの外側はよく見るが、こういう円形断面のものの外側を見ることは少ない。けれども、後で断面形を見ると、たぶんすべて開削して作られたのではないだろうか。
13 歩いたところ(青点線)と撮影場所(赤)黄色は新設線(推定)
JRでは、トンネルの断面形にいくつかのモデルを設定して、「制定型断面」と呼ぶが、その側面は最下部でややせまく、一端広がってから丸い天井に移行する形。ここのは最下部で垂直になっている。
(つづく)