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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

折尾駅トンネルウォーク その1

2012年10月13日 | 今日このごろ
折尾駅トンネルウォーク その1
New Tunnel walk at Orio Station

10月13日(土)JR九州主催のウォーキング「ありがとう折尾駅舎」に参加した。前にも記したが、折尾駅は鹿児島本線と筑豊本線の立体駅を平行駅とする工事を始めていた。この催しは、失われる折尾駅舎とその周辺を歩くものである。コースは折尾駅東口から元西鉄北九州線をくぐるトンネル「ねじりまんぽ」から始め、西鉄九州線跡を通って瀬板の森公園を北から南に抜け、国道3号線を堀川まで西に歩いたあと、新設される筑豊本線に沿ったコースを迂回してそれに使われるトンネルを見学、東口に戻る約12km,4時間のコースである。
私は「ねじりまんぽ」はすでに訪れたし、瀬板には興味がないので、新設される筑豊本線部分だけを歩いた。
折尾駅前はイベントで大にぎわい。スタート受付に11時30分ごろに着いたら、すでに誰もいない。しかし、隣のゴール受付にお願いして参加証とガイドマップを頂いて歩き始めた。参加番号は301287。1287人目という意味かな?最初の3は13日のことかも知れない。「ありがとう折尾駅舎 記念ウォーキング第1弾」となっているから、第2弾もあるのだろうか?


1 折尾駅前のイベント「ありがとう折尾駅舎」

ガイドマップは、だいぶん簡略化されているし、西が上になっている。また、全部歩かない私にとっては要らないところが多いので、別の図を作って記録しよう。


2 ガイドマップ

まず、今回の経路変更の図があったので紹介する。この図はトンネルの解説の場所(後述)にあったもの。


3 折尾駅経路変更計画

関係ある線路は3つ。まず筑豊本線の駅を鹿児島本線の北側に平行して設置する。そのために、飯塚方面から来る上りで言うと、南の方で径路を西に向け、台地の下をトンネルで抜けて、さらに鹿児島本線もくぐり、それから登って鹿児島本線と同じ高さの平行した駅とし、そして現在のコースに向かって高架でカーブを描いて北に向う。
黒崎から飯塚の方に向かう「短絡線」は、鹿児島本線と平行したホームにして、そこからトンネルに入り、先ほどの筑豊本線とトンネル内で合流。
鹿児島本線は筑豊本線との交差部分でかさあげし、さらに築堤から高架に変更。
もちろんこれらに伴って、折尾駅舎も新築し、駅前広場も全く新しく北側に設ける。
と言う大工事で、どのような手順で行われるのかも興味深い。

今日は、まずウォーキングコースから外れて南に向かい、今回廃止される踏切の一つの写真を撮った。


4 廃止される短絡線の踏切


5 廃止される踏切。短絡線と本線が通る。


6 折尾駅を南から見る。右に曲がって行くのが短絡線。

このあたりはコースに入っているが、逆行した形で歩く。6の写真あたりからはコースに入っていない。


7 写真撮影位置 上の赤い部分が折尾駅

(つづく)