温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2011静岡県高校野球秋季中部地区大会No3

2011-08-13 20:33:49 | 野球審判活動

明日は高校野球中部地区秋季大会。

まだ夏の選手権大会のなごりが残る中で、もうすでに新チームの戦い。

それにしても、県大会の時以上の暑さを感じる。

いわゆる残暑厳しい中である。

県大会以上に水分補給に気を使わなければならない。

明日球審なので、トスの時の両チームへのお願いは、その辺の熱中症対策をまずはお願いしなければならない。

とにかく、選手権大会終了後間もない、しかも今まさに甲子園大会が行われている中、2年生以下の新チームの心意気は、いやがうえでも高まる。

しかしである・・・。

選手権大会の時と同じ、過酷な暑さの中での戦い、しかしその試合の環境は、実は県大会とは全く違う。

はっきり言えば、あの時の本部の体制、審判委員団の体制、そしてスタンドの応援の様子が全く違うということ。

選手権大会は、本部は公式記録を取るために、女子高生の記録員がその球場の記録担当の先生の隣にいて、先生とともに記録を取っている。

いわゆる試合開始時間を決め、今のはヒットか、エラーかといった判断をする先生であるが、こういったしっかりした本部体制は、秋季大会ではない。

また、審判委員も、割り当てのベースの人数、つまり、4人の審判員がその試合を受け持ち、控え審判なんかはいない。

先ほども言ったように、気候としては、選手権大会より今の方が厳しい暑さ。

ということは、万一の場合の審判交代ができないということ。

これは結構厳しい条件である。

しかも、選手権大会では、各会場にメディカルトレーナーがいた。

選手が体調不良で、あるいは筋骨の不安などがあれば、試合までに相談して、適切に処置してくれる身体のプロフェッショナルが常駐している。

しかも、選手ばかりでなく、審判委員も、足腰に、身体全体に、何か不調があれば、相談し、処置してくれる。

http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20100721

しかし、秋季大会は、もちろんそんな身体の管理のプロはいない。

そうなると、選手も体調の不良、足や腕の違和感などをその場で処置してくれないので、体調、身体の管理は重要となる。

いや選手ばかりでない。

控え審判がいないこと、メディカルトレーナーがいないことを考えると、明日の審判は、絶対に1試合を何とか熱中症にかからず終えるよう、注意しなければならない。

コメント
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