明日は高校野球中部地区秋季大会。
まだ夏の選手権大会のなごりが残る中で、もうすでに新チームの戦い。
それにしても、県大会の時以上の暑さを感じる。
いわゆる残暑厳しい中である。
県大会以上に水分補給に気を使わなければならない。
明日球審なので、トスの時の両チームへのお願いは、その辺の熱中症対策をまずはお願いしなければならない。
とにかく、選手権大会終了後間もない、しかも今まさに甲子園大会が行われている中、2年生以下の新チームの心意気は、いやがうえでも高まる。
しかしである・・・。
選手権大会の時と同じ、過酷な暑さの中での戦い、しかしその試合の環境は、実は県大会とは全く違う。
はっきり言えば、あの時の本部の体制、審判委員団の体制、そしてスタンドの応援の様子が全く違うということ。
選手権大会は、本部は公式記録を取るために、女子高生の記録員がその球場の記録担当の先生の隣にいて、先生とともに記録を取っている。
いわゆる試合開始時間を決め、今のはヒットか、エラーかといった判断をする先生であるが、こういったしっかりした本部体制は、秋季大会ではない。
また、審判委員も、割り当てのベースの人数、つまり、4人の審判員がその試合を受け持ち、控え審判なんかはいない。
先ほども言ったように、気候としては、選手権大会より今の方が厳しい暑さ。
ということは、万一の場合の審判交代ができないということ。
これは結構厳しい条件である。
しかも、選手権大会では、各会場にメディカルトレーナーがいた。
選手が体調不良で、あるいは筋骨の不安などがあれば、試合までに相談して、適切に処置してくれる身体のプロフェッショナルが常駐している。
しかも、選手ばかりでなく、審判委員も、足腰に、身体全体に、何か不調があれば、相談し、処置してくれる。
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20100721
しかし、秋季大会は、もちろんそんな身体の管理のプロはいない。
そうなると、選手も体調の不良、足や腕の違和感などをその場で処置してくれないので、体調、身体の管理は重要となる。
いや選手ばかりでない。
控え審判がいないこと、メディカルトレーナーがいないことを考えると、明日の審判は、絶対に1試合を何とか熱中症にかからず終えるよう、注意しなければならない。