のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

枯野あり赤の輝く冬がある

2011年01月05日 | 散歩漫歩
今年は卯年
跳ねる年なんだそうです

でもジャンプするにはその前に膝を曲げ力を溜めて
タイミングをはかって飛び出す必要があるわけでして
いつもぎりぎりまで走らされていたら
大きなジャンプはできないものです

年初めに跳ねる跳ねるといわれるものですから
あの本を再読しています

『ぼんやりの時間』辰野和男 岩波新書1238

動があって静がある 働きがあって休みがあるというけれど
本当はいい静があるからこそいい動が生まれるのではないか
という一節があります

暮らしの中心にあるのはむしろ静であり休みである
たのしい休みや幸せな静があるからこそ創造的な動や働が生まれる

6日間働いたら一日休みがあると思うから
どうしても働くことが中心な考えになるのだけれど
一日休んだら6日間働けると思えば
どう休むか どうエネルギーを溜めるかが大事になってきます

今年は首長やら議員やらの身近な街づくりにかかわる選挙があるようです
跳ねることばかりが議論にならないよう願いたいものです