のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

差があるもないのも気がかり地力試験

2009年12月30日 | 梨の土づくり
6基のプランターにパンジーが植えられています。

これは後継者君が県の農林振興センターの
新規就農者向けに催しているセミナーに参加していて、
そのセミナー研究用の土壌試験の様子です。

春に積み込んだ剪定枝のチップ堆肥の効果を見てみよう
という試験のようです。
まだ積み込んでから半年にしかならず、途中の切り返しの回数も少ないため、
チップ堆肥としてはまだ未熟の類に入るでしょう。
なんらかの悪影響がでるのではと心配しています。

左側3基と右側3基のプランターには
それぞれナシ畑の土と開墾地の赤土が入っています。
開墾地の赤土はほとんど肥料分がないと思われます。

3基のプランターのうち、
それぞれチップ堆肥が容積の1/2と1/4、
それにまったく入れていないものが1基づつになっています。

植え付けて2週間。まだパンジーは生きています。
が、葉の色に少し差が出てきたようです。
植え付け時にパンジーの根を同じ長さで切りそろえていますので、
新たに伸張長さでその土壌の肥沃度が図れるといいます。

この結果は興味ありますが、それから何が言えるのか。
どういう仮説があってそれをどう検証しようとしているのか。
いまひとつ、気がかりですねえ、この実験。