のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

ブルータス、おまえもか

2009年02月08日 | 農のあれこれ
『Be-pal』誌ならいざ知らず、
『BRUTUS』で特集「みんなで農業。」
トップクリエイターたちの今の気分は農業だそうです。

写真の長靴には土ひとつついていないじゃないか。
おしゃれに農業をしている女性たちをグラビアのように
紹介している「女子も農業。」のページって何?
やっぱり「「カタチ」から入る農業。」という道具カタログがある。
最後の締めは
ランボルギーニ製の170馬力のブランドトラクターか……
と、我が家の“こせがれ”はケチをつけていますが、
篤農家の知恵を紹介したり、野菜工場を紹介したり、
キューバの有機農業まで記事にしたりと
なかなか“りき”の入った編集です。

いま必要なのは、農家の後継者でなく農業後継者。
カタチからでもオンナがらみでもブランドからでも
興味を持ってもらえれるのはヨシとしましょう。

しかし、解雇が広がる状況で、
新たな受け皿として農業が注目されるってどうでしょう。

農業事業所で出せるサラリーは15万円からせいぜい20万円。
生活費は出せても子供の教育費は出せる?