のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

平凡なる花咲きでて幾鉢か菊つちかひし妻は笑へる(半田良平)

2008年11月06日 | アグリママ
我が家の祖母の目下の生きがいは花づくり。
路地に季節の花を育て、道の駅直売所へ出荷して、
今日は売れた、売れないと一喜一憂して
日々を忙しく動き回っています。

直売所周辺には墓地・霊園がいくつか立地していて
そのお供え用の花束需要があるようです。
なかでも農家のつくる安価で新鮮な花束が好まれ、
出荷する農家も年々増えてきました。

菊の盛りの今頃は直売所入り口の花束売り場は
菊の花で埋まっています。
菊はもともと日持ちがしますし、
お客さまの庭にも咲いていることも多いですし、
当然、出荷した花束は売れ残ります。

いい加減にしたらという家人の声も聞かずに、
ダリアは売れるのよと今朝もまた花束の出荷です。