のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

仰臥して腰骨いたき夜長かな(杉田久女)

2008年11月05日 | 晩秋の梨畑
実の収穫が終わり、剪定の始まるまえの今の時期、
ナシ畑は静かに休むこともできますし、
がちゃがちゃと普段できない仕事に追われることも。

「あきづき」の苗木を新植した
この畑では防災網をかける上棚を張っています。

4年目の苗木ですが、試食するくらいの量の実がなっていました。
夏を迎え、実が葉影から出てきたころ、
カラスに見つかってしまったようです。
気がついたらすべての実がついばみ落とされていました。

実はこの春に防災網をかける予定で、
棚資材や網を準備していました。
それだけにこの夏、くやしい思いをしました。

ハンドウィンチやパワーシャベルなどの機械・道具を使うのですが、
相手は鋼線です。
夜、痛くなるのは腰骨ではなく、腕の筋肉が張っています。