のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

夏の星の顔なつかしくも暮かかる(鬼貫)

2008年06月08日 | 梨の病気
懐かしいなどと悠長なことは言っていられないのですが…

久しぶりに「赤星病」のり患部を見ました。
以前は「黒星病」と同様、
主要な防除対象とされていましたが、
病原菌の越冬樹であるビャクシン類の植栽制限や
新農薬の開発などもあり
このところほとんど問題となっていません。

この赤星も
農薬散布量が少ない苗木畑の端で見つかりましたので
問題にはなりませんが、
病原菌自体がなくなったわけではないということでしょう。

先日から黒星、黒星と騒いでいます。
黒星にしても赤星にしても
点々と葉や実に広がっていく病気で、
これから実にり患する時期になります。