のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

芽を出せば霜雪ばかり麦の春

2008年02月10日 | 春の梨畑
ナシ畑のライ麦の生長がいまひとつ。
播種が遅れ
年内に発芽できなかったことが原因のひとつですが、
年明け後も寒い日が多くて…

芽のまわりから雪が融けています。
生きてるぞって
ほんの少しずつエネルギーを発散させているかのようです。
日射の照り返しや
麦が暖められた熱の伝わり方の影響とは思いますが。


ラジオで詩人が話をしていました。

「雪が融けると何になる?」という質問に答えて
「水になる」というのは科学の眼。
「春になる」というのが詩歌の眼。

有名な話かもしれませんが、なるほど。
オリジナルの五七五をタイトルにという気持ちはあるのですが、
つい科学の眼で分析してしまうようで。