信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

続いて隣の篭ノ登山へ

2022年05月14日 | 山野草

くるみ街道の両側の、左のクルミ園も右のワインぶどう園も開花まじかです。
またまた青空に誘われて、奥山歩きに出かけました。


先週、うっかりミヤマザクラと書いてしまったタカネザクラが満開になりました。
タカネザクラは標高1550m辺りから見られますが、そこは葉桜になっています。


登山道沿いにも見られ、サクラ全線は山を登り、6月初めまで楽しめます。


池の平駐車場から40分ほど歩くと東篭ノ登山山頂(標高2228m)です。
以前は、「篭ノ塔山」ともされていましたが、最近は「篭ノ登山」です。


この日の東篭ノ登山は360°のパノラマがくっきりと望めます。
これから向かう西篭ノ登山(標高2212m)までは40分ほどです。


かってはガンコウラン科のガンコウラン、APG植物分類体系ではツツジ科です。
これでツツジの花? 雌雄異株で画像は雄花、萼と花弁と雄しべは3個です。


マツ科のトウヒ、東篭から西篭への登山道沿いではこれ1株? 貴重です。
針葉樹の多くはシラビソ、オオシラビソ、コメツガ、ゴヨウマツです。


特徴は、葉の先が尖り、葉の付け根に目立つ葉枕(ようちん)があることです。


シラビソやオオシラビソは葉先が丸く、葉の付け根は丸く膨らんでいます。


先週は、葉が3出3葉のコセリバオウレンを見ました。
この日は2出3葉のセリバオウレンに出会いました。
一帯の株の中には両方の葉を持つ株があり、見分けは悩ましいところもあります。
コメント
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