今年の1月、畑に植えられたままで冬を迎えたワタを見つけ、種子をいただきました。
ワタはアオイ科ワタ属の植物で、種子の表面に生じた綿毛は綿として利用されます。
ワタの発芽適温は20~25度ということで、高い温度が好きな植物のようです。
ポリトンネル内で育苗し、5月25日には双葉の間から本葉が見えてきました。
夏になるとどんどん大きくなり、8月20日現在で160cmほどの高さになりました。
そして、なんとも優しい、透きとおるような淡いクリーム色の花を咲かせます。
花を開いた翌日、花はクリーム色からピンク色に変わります。
さらに10日後、膨らんだ果実の中には種子や綿毛の基が、秋には綿が獲れそうです。
家庭菜園で育てているアオイ科の2種類、ワタと同じく優しい花を咲かせています。