信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

子らを迎える高原の花

2016年08月06日 | 山野草

池の平湿原・三方ケ峰の周遊道は、安全・安心・花いっぱいのコースです。
標高約2000mの池の平駐車でバスを降りた子供たち、集会後に広場で記念撮影です。
広場横は「イタドリ」の花盛り、名の由来は“痛取り”ですが、実際は???です。


ピンクの花、『なでしこジャパン』の話題で子どもたちとの距離接近を図ります。
ほとんどの子供たちは「ナデシコ」と初対面、花に興味をもってもらえたかな。


班に分かれて出発、黄色い花の「マルバダケブキ」が豪華に迎えてくれます。


花の紹介写真と見比べ、植物名についての意見交換、「ニッコウキスゲ」に決定。
後ろのほうで、おせっかいを我慢して覗かせてもらい、思わずニンマリです。


木道の池の平湿原、「ノアザミ」や「ノハナショウブ」が遠くからも目立ちます。



登り道では花の話題で一呼吸、・・『歩く姿はユリの花』・・子供たちには受けません。
ではと「クルマユリ」の名の由来を話すも、葉の形は“王様のパンツ”だと子供達。トホホ・・


三方ヶ峰近くの湿地に咲く「バイケイソウ」、大きい株ですが、目もくれずに進みます。
花に興味がある子供は少なそう、私もそうでしたので、案内にはあの手この手です。
コース内では最も高い雲上の丘(標高2110m)には「ヤナギラン」が咲き始めました。



村界の丘では2mに達する「シシウド」と背比べ、名はシシのように大きなウドと説明。
ウドを知る子から食べられるかの問、ノーですが、案内人には問の声がカンフル剤です。


挫けそうになったときに思い出してもらえるよう、『根性の樹』との記念撮影です。


約2時間ほどの山歩き、リフレッシュしてもらえたか、足取りは快調な様子です。
「アキノキリンソウ」が黄色い花を開き、無事の到着を迎えています。
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