信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

小笠原諸島へ1.出発

2013年03月23日 | 旅行


小笠原諸島への旅は長年の夢でした。
 小さな島々の多くの固有種
 珊瑚礁由来の地形がおりなす妙
 クジラやイルカの楽園
 生物多様性の保全を目指した自然保護活動

短い間でしたが、想像以上に興奮してきました。
何回かに分けて書き残したいと思います。


画像は左から、母島舟木山撮影:ヘゴ科の固有種「マルハチ」、
父島東平撮影:ラン科の固有種「シマツレサギソウ」
資料写真からお借りした、天然記念物の「メグロ」と出産・育児にやってきた「ザトウクジラ」
景勝、サンゴの白砂・沈水カルストの南島は自然の宝島




小笠原諸島は東京都の南端です。
今回は地図内の緑丸印の父島と母島を巡りました。




山手線浜松町駅から歩いてすぐの竹芝桟橋から「おがさわら丸」に乗ります。
今日は海が大荒れということです。
そんな日の2等船室予約者は、早く並んで揺れの少ないCデッキ獲得をとの情報がありました。
そこで桟橋近くに宿をとり、午前10時出発ですが、7時35分から並びました。
なんと、2番目、その後続々と列は伸びていきました。
8時30分に改札口が開き、予約券を乗船券にかえます。
そして、今度は外に出て100番まで、200番まで・・・との表示前にまた並びます。




いずれも手早い行動により、みごとCデッキの1番2番を獲得しました。
このことがはたして、快適な船旅を約束してくれるのかはよく分かりません。
備えあれば憂いなし、船酔い名人の妻は早速船内の売店で酔い止めの薬を買い込みました。
私も夕方になり気分最悪、酔ってからでも効く850円の薬を飲みました。
効き目抜群、1分も経たないうちに気分爽快、元気をとりもどしました。




2等船室です。
幅60cm、長さ180cmのマットがびっしり敷かれています。




食料品は乗船前に買い込みましたが、船でも比較的安く求められます。
レストランはテーブル席とカウンター席があり、カウンター席は海上の景色が望めます。
その他軽食コーナーやカップ麺の自販機、売店ではパンなどが買えます。
夕食は乗船前に買ったもので済ませ早々と寝込みました。




ぐっすり寝ることができ、朝5時頃目が覚めました。
波もおだやかになり非常にいい日になりました。
10時35分、甲板に出てみると父島がはっきりと確認できます。
感激です!!夢にまで見た父島まであと1時間を切りました。




売店前の航路のモニターを時間毎にカメラに納めておきました。
大島、八丈島、鳥島などの脇を通り父島は目前です。
速度は20~25ノット、時速40km前後の速さです。
東京竹芝桟橋を出て25時間30分、過ぎてみればアッと言う間です。

****次回は、小笠原諸島の固有植物など*****

コメント
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