信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

淡緑の和み

2014年01月08日 | 趣味の園芸




園芸ではポトスと呼ばる観葉植物で、ライムという園芸品種です。
やわらかなライトグリーンが部屋にとけ込み、我が家に和みを醸してくれます。
小窓からの木漏れ日が射すこの場所が定位置で、4年目の株が元気に育っています。
管理は年に3,4回の置肥、忘れた頃の灌水、春に伸びた茎の切り戻しくらいです。



春に切った茎は水に挿して楽しませてもらっています。
グラスにタカラガイなどの貝殻を支持材として入れ、そこに茎を差し込みます。
やがて発根し茎を伸ばしますが、無肥料で水に入れっぱなしの手間いらずです。
5℃以上の気温があれば育つようで、屋内なら当地の冬も乗り切ってくれます。
冬の低い陽射しが部屋の中まで届き、ライムもご機嫌に淡緑の葉を輝かせています。




管理といえば年に1,2回、貝殻についた藻を洗い流すことぐらいです。
液肥を施すと藻も増えるますが、無肥料なので画像上程度の汚れです。
今回はハイターに1晩浸したので、下のようにピッカピカで新年を出発です。




こちらは、細身の花瓶に差し込んだライムです。
昨年の4月に茎を挿した後は、時おり水を替えるだけで手間いらずの優等生です。
画像中央の緑に斑入りの葉は、通称アイビー((ヘデラ・ヘリックス・セイヨウキズタ)です。
品種はグレイシャー、これもライムと同時期に挿したもので葉の艶は落ちません。
赤い実は昨年11月に仲間入りしたツルウメモドキです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イチゴの花が咲きました

2011年05月01日 | 趣味の園芸
畑のいちごが花を咲かせ始めました。
1ヶ月もすると食べられるようになります。




昨年の秋、9月27日に植え付けました。
植え付けた株は、親株から出た蔓のような枝の先にできた新しい株です。
蔓のような枝のことを、ほふく枝とかランナーとかいいます。
イチゴはウイルス病などの病気にかかると収量や品質が極端に悪くなります。
そのときは、病気のない株を買ってきて植え替えたほうがいいのですが、
家庭菜園なので、毎年自分で新しい苗を作って更新しています。
ですから、粒が小さくなり、品種はいつのまにか混ざってしまいました。
家庭でも育てやすい「宝交早生」、「ダナー」、「女峰」など、
たくさんとれて、病気にも強い品種を植えたのですが、今は区別が付きません。



いちごはバラ科ですので、ノバラやリンゴの花に似ています。
花弁は5枚で、色は白が一般的ですが、ピンクもあります。
画像は、真ん中が蕾で、右が開花、左は花弁が散り実が膨らみ始めています。
イチゴの花をよく見ると、花の真ん中に黄色いめしべが100本以上あります。
その周りに、先が平たく丸いおしべがあります。
イチゴは他花受粉性(近親結婚をしないように)で、虫等によって受粉します。
受粉すると、めしべが出ている床の部分が膨らんできます。
この部分は花托(かたく)と呼ばれる器官です。
食べる部分は「果実」でなく、このふくらんだ花托なのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春うらら庭用の花の種まき

2011年04月02日 | 趣味の園芸
4月に入ってぽかぽか陽気になりました。
気持ちのいい春の柔らかな陽射しです。
庭に植える花の種をまきました。



7種類の花の種です。
なじみの種は、ごろっとしたヒマワリやその下の長いコスモスでしょう。
その横の長い種の上に羽子板の羽が付いたような種がマリーゴールドです。
一番上の大きい種はヒャクニチソウ、すぐ下の長四角の小さな種はカイザイク、
その横の黒い丸い種がコムギセンノウで、一番小さい種がカンパニュラです。


こんな絵袋に入っています。
1袋に種は何百、何千と入っていますので1年では使い切れません。
涼しい場所か、密封して冷蔵庫に入れておくと普通は4,5年持ちます。
白い袋は自分で昨年の秋に採った種です。
自然交配によっても変異のない種類の花は自家採種でも毎年同じ花が咲きます。
また、購入後の1代株であれば自家採種でも変異がそれほど目立たない種類もあります。


まだ、夜間は寒いのでビニールトンネルで覆っています。
隣はブロッコリーの苗と小松菜です。
後ろにはニラがかなり伸びてきました。大きい株を今日初採りしました。
日中は覆いをはがしてお天道様にあてると風味も栄養も増します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セントポーリアの挿し葉

2011年03月26日 | 趣味の園芸

セントポーリアは陽当たりの弱い家の中が大好きです。
一年中、部屋の中を花で彩ってくれます。
中でも、小ぶり品種のピクシーブルーは20年以上のつきあいで、
狭い我が家にはぴったりです。
ピクシーブルーは、茎が這うように伸びるほふく性(トレイルタイプ)で、
ハンギングバスケットなどで育てるの適した人気の品種です。
私は株を大きくしたくないので、春と秋に葉挿しで株を更新しています。



秋に葉挿しした株を掘りあげました。
春挿しでは10本前後の新株が得られますが、秋挿しは寒いせいか増殖率が悪いです。


それでも、1枚の挿し葉から2株が得られました。
蕾をたくさんつけています。

 
昨年の株から葉をちぎり、春挿しをしました。
葉柄をナイフで切りますが、長さは葉長の半分程度を目安にしています。
水はけのよい新鮮な用土に、葉の3分の1程度差し込みます。
上からたっぷり水をかけます。
増殖しやすい品種なので、発根剤処理など特別なことはしません。
10分もあれば作業はすべて終わります。
2ヶ月後には、たくさん増えます。
なお、室温が10℃以下になると、機嫌がすこぶる悪くなります。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする