そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



12月26日の夜。
渋谷で第九を聴いてきた。

NHKホールで開かれたアンドリュー・リットン指揮のNHK交響楽団特別演奏会。
第九のみ、1時間ちょっとの演奏。
その他の楽曲、アンコールなし。
つまり、第九一本のストレート勝負。
実にいさぎよい。
実に年末っぽい。

ナマ第九は数年ぶりだったけど、なかなか良かった。

気になった点といえば、全体的に指揮のテンポがちょっと遅めだったところ。
あくまで僕の好みで言えば、だけど。
僕はどちらかというとキビキビした第九が好きなのだ。
それと、音のメリハリがもうちょい。
強弱をもう少しシビアに絞り込めたはず。
まぁ、細かいことはいいんだけど。
第4楽章の神々しい合唱の前では、細かいことなど全てがどうでもよくなり、涙がにじんだ。

演奏中に後ろの方から聞こえてきたすーすーイビキ。
それと、誰かの携帯着メロ。
こらっ!
イビキはともかく、着メロはこらっ!
いつも思うが、人が1000人も集まると絶対当たり前のことが当たり前に出来ない人が出てくるもんだ。
なんなんだろう、ああいう場で携帯が鳴っちゃう人って。
そういう人の気が知れん。
理解不能です。

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