そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



雨月物語 4Kデジタル復元版 [Blu-ray]
溝口健二
KADOKAWA / 角川書店


溝口健二の代表作。
ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。
初めて観た。

うーん。
星2つ。★★
これのどこにマーティン・スコセッシがやられたのか。
これのどこが史上最高の映画100本の第16位なのか。
これのどこが「オールタイムベスト100日本映画編」の第10位なのか。
まーーーーーーっったく、分からない(笑)。

ひとことで言えば「とっ散らかっている」。
そして「期待していたのと違う」。
よほどの名作だと思っていたので、観終わったときに「こんなものか」という思いしかない。
いや「こんなものか」どころか「超駄作じゃん」って感じ。
ところどころ芸術的な感じは出してくるのだが(撮影とか照明とか)、それだけでしかない。
黒澤明の作品の方が映画としてはよほど素晴らしい傑作だらけなのだが。
溝口健二って、どうなの?
そんなにすごいか?

……疲れたので寝る。
ヌーベルバーグってやっぱりよく分からないわ。

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