そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





ユニバーサル映画100周年記念超大作。
……とかいう、いかにも怪しい触れ込みの映画『バトルシップ』を観た。
宇宙からの侵略者と戦う系のSFだ。
ハワイ沖でエイリアンの巨大なバトルシップ4隻と米軍2隻自衛隊1隻の駆逐艦3隻が戦う。
その感想。

悪くはない。
そんなに悪くはない。
この手の映画に抱きがちな『どうせしょうもないB級映画でしょ』的な先入観に比べれば、そんなに悪くはない。
ただなんだかモヤモヤしたものが残る映画だった。
後半の悪ふざけがちと過ぎる。
そもそも敵のエイリアンが思いのほか弱い。
駆逐艦の通常兵器ごときで宇宙の彼方からやってきた高度な文明のエイリアン船がドカンドカン爆発し、破壊される。
最後の最後には真珠湾に泊まっている『アレ』の通常兵器までドコンドコンと正確に当たり、エイリアン船は木っ端微塵だ。
そんな風にツッコミどころは満載。
だがそれでもギリギリ観ていられる映画になっているのは、浅野忠信が主人公を食うほどの大活躍をする感じが日本人観客にとって嬉しいからなのか?
ま、ひとことで言えば海上版の『インディペンデンス・デイ』だ。
それ以上でも以下でもない。
ただ、そんなに悪くはない。
星3つ。★★★

浅野忠信はクレジットは5番目だが、ほぼ準主役。
2番目にクレジットされてもいいぐらい活躍している。
素晴らしい。

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