そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





「午前十時の映画祭」で「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」を観てきた。
TOHOシネマズ日本橋で、日曜日の朝9時半からの上映。
席数110程度の小さなシアター3。
友人たち6人で観た。
久々に大スクリーンで観る「レイダース」はとても面白かった。

あれは1981年、中学1年生の冬。
僕は父と一緒に京成千葉駅の京成ローザという映画館に「エレファントマン」を観に行ったのだ。
当時は「エレファントマン」が大変な話題になっていて、なんと京成ローザは立ち見も出る満員で入場できず。
そこで父が「せっかくだからなんか適当な映画を観て帰ろう」と言い、たまたま隣の小さな地下の映画館でやっていた映画を観た。
それが「レイダース」だった。

「レイダース」は当時、テレビでいかにもB級映画っぽい怪しいCMが流れているだけで、ほとんど話題になっていない映画だった。
そんな映画を、まぁ仕方ないからというテンションで観た僕だったが、そのあまりの面白さに腰を抜かした。
すぐさまパンフを買って読んだら、監督が「ジョーズ」や「未知との遭遇」のスティーブン・スピルバーグ、原案が「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス、音楽はジョン・ウィリアムス、主演はなんと「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役のハリソン・フォードと書いてあるではないか?(映画を観ているときは気付かなかったw)
これですっかりやられてしまった僕は、1人父を帰らせて、そのままもう一度「レイダース」を観た。
世の中にこんなに面白い映画があるのか、と思った。
ある意味僕の映画好きはこの瞬間、「レイダース」と共に始まったと言っていい。
そして翌年の1982年、「スター・ウォーズ日本語版」の劇場上映がやってきて、僕はそこで本格的にやられちゃうのだ。

というわけで、懐かしい「レイダース」。
「午前十時の映画祭」では、次の金曜日から「魔宮の伝説」そして、翌週は「最後の聖戦」がかかる。
もちろんスター・ウォーズファンクラブの仲間たちと、残り2本も見に行く予定になっている。

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