今、全世界でとんでもない大ヒットをしているNintendo渾身の一作。
米国映画批評サイト「ロッテントマト」では、批評家は酷評、一般観客は絶賛という結果になっていて、それも話題。
そんな「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を混雑していたGW中を避け、ようやく観てきた。
その感想。
僕は、ファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」にはあまりハマらなかった。
ああいう反射神経を伴うボタン操作ゲームがあまりと好きではない。
ゲームセンターブームが子供の頃に直撃した世代なので、「ドンキーコング」はドンピシャ世代なんだけど、あれもそんなにハマらなかった。
その後のマリオ関連ゲームもそんなにで、「マリオカート」だけはやや遊んだかも、という感じ。
そんな僕がこの映画に受けた感想は、「めっちゃ面白いやん」だった。
ただ、どう面白いのかというと、映画として面白いというよりは、「なにこれしょうもな!笑」みたいな感じ。
とにかく出てくるキャラクターが可愛いし、なんかニヤニヤしちゃうのよ。
中身なんかゼロ。
なーーーんにも中身なんてなくて、映画としてはクソみたいなストーリーなんだけど、なんかニヤニヤしちゃうの。
星は2つ半。★★1/2
映画としては非常に普通です。
ただゲームが原作の映画としてはほぼ100点だろうな。
以下少しだけネタバレ。
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ピーチ姫の出自。
あそこだけ、とーーーーーっても引っかかった。
僕はあそこでてっきり「この映画はピーチ姫の出自に迫って感動させるお話なんだろう」と予測した。
つまり、赤ちゃんの時に生き別れてしまっていた父母と再会するお話。
ところが、全くその要素なしでこの映画は終わったので、なんかモヤモヤが残った。
あの設定のピーチ姫、なぜああなったのかめちゃくちゃ気になるんだが、そこは放置なんかい。
……ま、いいけど。
そもそもが「しょうもな!」だからね笑。
あ、これ、褒めてますからね笑。
いい意味でしょうもない映画でした。
でもマリオゲームのファンの心を逆なでするような部分が一切ないという点で、立派な仕事をしたと思う。
そのへんが「ドラゴンクエスト・ザ・ムービー」との差だな。
こりゃ全世界ヒットするのも分かるわー。
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