そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





ディズニーの実写版「美女と野獣」。
大ヒット公開中。
あまりの混雑ぶりにチケットがなかなか取れず、ようやく観てきた。
その感想。

さすがとしか言いようのない出来。
★3つ半。★★★1/2
まったく隙がない。
ディズニーの実写映画はどちらかというと好きではないのだが、これはよく出来ている。
ムダな場面、ダレるシーンなどが奇跡的に皆無。
2時間20分、ほぼ飽きずにずっと観ていられるし、音楽の良さと(まぁオリジナル曲が良すぎるだけなのだが)映像の美しさで、とんでもない名作みたいに思えてしまう魔法さえ確実にかかっている。
これは大ヒットして仕方ない。
隙がないから。

僕が不満だったのは主演のエマ・ワトソン。
そもそも顔がそんなに好きじゃないので、可愛く思えない。
こればかりは趣味の問題なので仕方ない。
それと野獣のデザイン。
少し人間くさすぎるかなぁ。
もっと野獣感の強い顔立ちになっていれば、もっと怖かっただろうし、もっと名作になり得たかも。
もともとアニメ版の「美女と野獣」の野獣の顔がユーモラスで、それを踏襲しているんだろうけど、実写なんだったらもっと恐ろしい顔立ちにして物語前半は恐怖感を観客に感じさせる工夫をしても良かったかな、と思う。

まぁ、とはいえよく出来ている。
映画館で観て損はない。


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