そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない





名古屋でポーセラーツ教室に参加してきた。

ポーセラーツとは「ポーセリン(磁器)」+「アート」の造語。
マグカップや皿などの白磁に、各種ある好きな模様の転写紙を切り取って貼っていき、オリジナルの陶器を作るというもの。
男子ならプラモデルに「デカール」を貼ったことが必ずあると思うが、原理はあれとまったく同じ。
水につけると剥がれてくる転写紙を、磁器の表面に貼り付けていくのだ。
これ、生まれてからまだ10年ぐらいのカルチャーだそうで、女性たちの間で人気を呼んでいて、僕も興味があったので「ザキロバケイコ」のスタッフたちと一緒に体験教室に参加してきた。
写真は僕がデザインを貼り付けたマグカップで、焼いてもらうと完成品になる。

先生に話を聞いて「へぇ〜」と思ったのは、エルメスやウェッジウッドなどの高級ブランド陶磁器も、このポーセラーツと同じく転写紙を貼ったものを焼いて完成しているってこと。
あれだけ高価なものだから僕はてっきりひとつひとつ手描きなのかと思っていたが、よく考えればエルメスもウェッジウッドも大量生産品。
全部手描きであるはずがない。
ということは、エルメスやウェッジウッドと同等の品質の陶磁器がポーセラーツ教室で作れるということを意味する。
なるほどそれは夢がある。
実際、ポーセラーツ教師の先生や生徒たちが作った作品を見ると、そこらのブランド品と見分けの付かないものばかり。
女性に人気が出るのもうなずける。

2時間強の体験教室の間、「かわいい〜」を自然と連発している自分がいて、少し照れた。

オススメです。

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