そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



アウトロー [Blu-ray]
トム・クルーズ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


2日連続でトム・クルーズだ。
大作映画に次々と主演するなんて、ガチでトム・クルーズは大スターなんだなぁ。
というわけで、観た感想。

悪くない。
上手にまとまっている印象。
邦題が「アウトロー」だから、もっとハチャメチャな主人公なのかと思いきや、普通に正義の味方だ。
違法なこともお構いなし的な描写はそんなにない。
平均的なーハードボイルドの主人公を思い浮かべるとこんな感じかも知れない。
007とは違って簡単に女と寝ないのも好感が持てる。
微妙に躊躇しつつも悪党は容赦なく殺す……その感じもハードすぎずソフトすぎず、ほどよい感じ。
星2つ半。★★1/2

もったいないのは悪党の設定。
なんか凄みだけは派手なのだが、結局なんのための犯罪だったのかとか、なぜそこまで周到に準備するほどの犯罪なのかとか、あの裏切り者はそもそもどういう理由で悪党に協力していたのかとか、そもそもあのおじいさんはなんなのかとか、かなり説明不足のまま映画が終わってしまうので、スカッとするようでそうでもない。
悪党は徹底的にもっともっと悪く、それでいて知的に描いて欲しかった。
その点だけもったいない。

シリーズ化は大歓迎。
もう少しキャラクターがこなれて、主人公の過去とか描き始めると面白くなりそうだ。

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