都心に最近、クルマをよけないハトが増えていないか?
車道をテクテク歩き、クルマが近づいてきても動じないハトが増えていないか?
「おいおい、轢かれる気かよ」的な。
「コラコラ、なんで飛ばないんだよ」的な。
「ちょっとちょっと、よけろよ」的な。
そんな都心のハトたちが、やたら増えた気がする。
あのキモの据わった異常なハトたちの出現は、なにか地球の陰惨な未来でも暗示しているのだろうか?
ハトたちの変貌は、なにか巨大な災厄の前ぶれなのだろうか?
……と、そのぐらい深刻に考えてしまうほど、彼らはクルマをよけない。
まったく、よけない。
仕方なく、こちらがブレーキを踏むことになる。
慣れというのは恐ろしいものだ。
いかなる場合においても。
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