次に「形」の説明に移りました。壁面にいくつかの動物の前肢が展示してあります。イルカ、コウモリ、モグラなどを取り上げて、同じ前肢が生活の目的によっていかに大きな違いが生じたかを話しました。
「もし先生がコウモリだったら、手の長さはあの壁くらいあるんだよ」
と展示の食べの端を指さしたら歓声が上がりました。サルの親指が他の4本の指と向かい合っているわけ、サルの目が顔の正面についているわけなどを考えてもらいました。
「ヒトはサルだから他のサルと同じように目が左右でなく正面についてるね。なんでだと思う?」
「枝にジャンプするから」
と正解が出ました。
「両方の目で見るから正確にわかるんだよ。片目をつぶって両手の人差し指を伸ばして、だんだん近づけてごらん。結構ぴったり合わないでしょう。でも、両目で見ればだいたいうまくいくね」
立体視の解説をする
つづく
「もし先生がコウモリだったら、手の長さはあの壁くらいあるんだよ」
と展示の食べの端を指さしたら歓声が上がりました。サルの親指が他の4本の指と向かい合っているわけ、サルの目が顔の正面についているわけなどを考えてもらいました。
「ヒトはサルだから他のサルと同じように目が左右でなく正面についてるね。なんでだと思う?」
「枝にジャンプするから」
と正解が出ました。
「両方の目で見るから正確にわかるんだよ。片目をつぶって両手の人差し指を伸ばして、だんだん近づけてごらん。結構ぴったり合わないでしょう。でも、両目で見ればだいたいうまくいくね」
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つづく