5月18日のリサイタルに関して中日新聞の取材を受けるため名古屋の本社に行ってきました。
名古屋城のかつての敷地内には市役所や県庁など公の建物が多いですが、中日新聞本社もその一角にあります。社屋に入りますとロビーに大きな飛行機が展示されています。
かつての社機「にいたか号」です。少し早めに到着したので、この「にいたか号」を眺めながら待つことにしました。
しばらくしてM記者が来られましたので応接室で取材を受けました。昨年のお礼を伝え、その後今年のリサイタルの趣旨を40分ほど「熱弁」致しました。新聞の掲載は多分4月の中過ぎになると思います。何か大きな事案が発生すると記事も小ぶりになって目立たなくなりますので、平安な日々が続くよう願っています。
どんな熱弁であられたのかは見てのお楽しみですかね。
それと、この飛行機の写真もゾクゾクしますねえ!!。
単発エンジンの高翼機ですね。
滑空性能や安定性は抜群です。私も以前このタイプの機体を操縦したこともありますが、後年は低翼の高性能機に移りました。
それぞれ長短があります。写真のタイプでは、上空でスピンに入れても手放しでもすっと体制を確保させられますが、着陸時は妙にフワフワ浮いて着地させるのが難しい面があります。
でも低翼機は着陸は吸い付くようにㇲっと着地できます。それと見た目もゼロ戦のようなカッコよさもあります。
私は限定解除のように双発エンジン機の許可証も付加してますが、エンジン1発アウトになっても片側出力だけで飛行させることができます。
まあ、それはともかく、この新聞社の高翼機を見てますと、もう40年近い昔に、散々訓練飛行で ビシバシやられた時代を懐かしく思い出します。どっしりとした安定感、無骨な頑丈な脚輪、2枚ペラの質素さ、様々な取材飛行で現場を駆け巡ったであろう歴戦の姿が想像できます。
いいお写真をありがとうございました!
>楽しみですねえ。... への返信
今年も沢山の方に聴いて頂けることを願っています。
展示機は1955年に購入したそうです。説明書きにはこの機体のエンジンはプラット&ホウィットニー社製のものだとありました。同社のR-1830という1930年代に開発したエンジンはまだ使えるのが残っていて、飛行可能なゼロ戦を復元する際に栄エンジンの代わりに換装されるようです。少し栄エンジン大きいのでよく見ると分かりますが。