リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スイス「里帰り」記(19)

2007年07月01日 11時51分24秒 | 音楽系
このシリーズの歌手はなかなかうまい人が多く、今回もみなさんすごく上手でした。昨日のヘンデルよりは数等上って感じでしたねぇ。昨日は入場料結構高かったですが。(笑)プレディガーの歌手で特にソプラノのマリーア・クリスティーナ・キーアがすばらしかったです。技巧的にも優れていましたが、それ以上にその伸びやかでつややかな声の響きと表現力には感動しました。有名な某日本人ソプラノさんがとびっきり上手というわけではありませんぞ。マリーアちゃんみたいな歌手は日本では知られてないだけで、こっちは彼女レベルの人がゴロゴロとはいいませんが、何人かいるようですから。そうそう、彼女はお顔もなかなか美形でした。(笑)ということで今回のお布施は5フランとはずみました。

さて、プレディーガーのバッハが6時過ぎに終わりまして、6時から始まったミュンスターのオルガンコンサートに途中から入って聴いてきました。ここはモダンオルガンですけど、お堂の中が巨大なこともあり、なかなかいい響きでした。こんなコンサートのはしごができるなんて、バーゼルはいいところですねぇ。しかもみんな歩いて行けます。さて長らく続きました、バーゼル里帰りシリーズも今回で終わりです。次回からはまた日本ネタ地元ネタに戻ります。