リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

また工事

2005年06月18日 00時29分21秒 | 日記
何かまた近所で工事が始まっています。何時間も連続してやるわけではないけど、やはりうるさいですね。とてもフレンチの耽美的な曲を練習する雰囲気ではありません。
外を見ると、アスファルトをローラーで固めているところですので、もうフイニッシングですね。しばらく我慢しましょう。
最近バーゼル市内のあちこちで道をほぜくり返しています。いつも学校に行くルートでもずっと工事しているところがあります。日本の役所みたいに予算消化のために土木工事かな?いよいよスイスも土建政治のはじまりか、どうかは分かりませんが。
道だけでなく、建物の修理や新築も何か最近よく目立ちます。高層建築用の立ちの高いクレーンをあちこちで見かけます。駅前の一角も古い建物を壊してそこに新しいものを立てるためにどーんとクレーンが設置されています。高さは30メートルくらいはあるでしょうか。上の操作室へは下からはしごで登っていくんでしょうけど、怖そうですね。怖いというより、私なんか登ったら途中で体力が尽きるかも。(笑)
バーゼルは(スイスの街はみんなそうですけど)20世紀の戦乱の影響を受けていないので、古い建物が沢山残っています。多分日本によくある「古い町並み」エリアよりずっと多いように思えます。古い建物も修理が必要なので、いくつかクレーンを設置して修理しています。新築もあり、道路工事もありでバーゼルの土建屋さんも大忙しの今日この頃です。