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『はじまりのうた』(映画メモ)


『はじまりのうた』(2013年、ジョン・カーニー監督)

カーニー監督の前作『ONCE ダブリンの街角で』が良かったので観てみたが、この映画も良かった。

人気歌手の恋人に浮気されたグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、たまたまクラブで歌っていたところ、落ち目の音楽プロジューサー・ダン(マーク・ラファロ)に認められる。

しかし、ダンは会社をクビになってしまいレコーディングができない。そこで、仲間を募りながら、ニューヨークの街でアルバムづくりが始まるという物語。

『ONCE ダブリンの街角で』と同様の音楽映画なのだが、すべての曲がいい。

無名のミュージシャンが仲間と音楽を創り出していくプロセスは、前作同様、感動した。

神様からもらった賜物を用いて、探求し、創作し、感動すること。

これが人生の醍醐味である、と感じた。

なお、主演のキーラ・ナイトレイが『危険なメソッド』に出ていたことを思い出したが、歌が上手いのに驚いた。



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