宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

夏休みです(その2)

2010年08月15日 07時39分57秒 | インポート
昨日は、手芸をして過ごしました

イヤリングを数種類と、手縫いでコサージュを作りました。
今年の夏は暑いので、首まわりに汗をかくため、ネックレスをつけたくないですね。
ネックレスは、アセモをひどくしやすいし、メッキの場合汗で溶け出すのでかぶれやすいのです。

その点、コサージュはお奨め
Tシャツやカーディガンにつけると、ちょっと気分があがります

さて。

今日は、冷やすか温めるかのお話。

応急処置として、つぎの場合どうしたらよいでしょう。

1.うっかり日焼けしすぎて、真っ赤になってしまった
2.ブユに刺されて、赤く腫れた
3.キャンプに行ったら、何かの植物にかぶれて、手が真っ赤にぶつぶつしてかゆい

いずれも、夏休みによくみられるものです。
これらはいずれも、冷水で十分冷やしましょう。
どの場合も、赤く熱を持っているので、熱を取るために冷やすことが大切なんですね

お風呂は、ぬるめのシャワーとし、熱い湯船で温めるのはやめましょう

みなさま、海に山にと楽しい夏をお過ごしだと思います
皮膚のトラブルは、正しい応急処置をして、なるべくひどくしないようにしましょう。

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夏休みです

2010年08月13日 19時20分32秒 | インポート
ただいま、皮膚科は、夏休みを頂いています

皆さまの中にも、お盆のお休みの方も、多いと思います。

今日、お買い物にでかけました。
手芸の材料を買いに行きました。

ついでに、バーゲンでも・・と色々のぞいてみました。

あちこちで、5割~7割引き!!と安売りをしていましたが、お盆のせいか人はそれほど多くなかったです。

まぁ、正直、今から夏物をかってもなぁ・・・と、購買意欲はわきませんでしたね。

で、秋物がもう並んでいました。
むしろ、秋物をいち早く手に入れようかな・・・とうろうろ歩いてみたんですが・・・。

う~ん・・・、秋物にもう一つインパクトがないんです。
この秋の流行は特に打ち出していないのでしょうか。
飾り付けも眼を惹くものがなく、この秋の流行テーマカラーも決まっていないのか、全然引きつけられないのです。

なんだか、小売りのパワーが弱い感じがしました。
やはり、不景気感と個人消費の弱さの空気をひしひし感じました。
ちょっと残念ですね

私は、明日は、手芸をして、ゆっくりと休日を楽しむつもりです


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虫さされ

2010年08月10日 19時42分09秒 | 診断と治療
今日は、比較的、過ごしやすく感じました。

このくらいの暑さなら、夏らしい日として楽しめますが、また今週末から酷暑に戻るとか・・

体力、持つかな~って感じている方、少なくないのでは・・と思います。
テレビのコマーシャルじゃないですが、「だるおも~」っていう感じですね

さて。

今日はなぜか、虫さされの患者さんがすごく多かったです。

蚊はもちろん、ブユ刺されやダニ刺されの方が多く、すごく腫れ上がって中央に水ぶくれという重症の方もいました。
キャンプや山登り、合宿といった虫の多い場所に行かれた方が多かったせいでしょう。

体質的に腫れやすい方もいまして、こういう方はきちんと治療しないと、いつまでも痒みが引かなかったり、また治った後も汚いシミを残すことがあります。

当院では、その方の症状のひどさにより、強さの異なる何種類かの虫さされの薬を処方しています。

明日は、午前中、薬の処方の日です。
虫さされの薬のみでもお出ししますので、ご相談下さい

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汗ふきシート

2010年08月09日 20時01分41秒 | 診断と治療
今日は、久しぶりに、30度以下の一日となりました。

身体がほっとしますね~

朝、情報番組の中で、この猛暑の中、汗ふきシートが大ヒット商品となっていると言っていました。
別名、制汗シートとも言うようです。

昨年の数倍、売れているとか・・。

正直、使ったことがないので、どういうものかわかりませんでした。
で、お店に行ってみると、ずいぶん色々な種類の商品があることを知りました。

暑い夏なので、新商品も増えているようです。

知識が無いのもまずいと思い、とりあえず二種類、購入してみました。

で、わかったことは・・・。

一種類目は、厚手のコットンに化粧水のようなものがたっぷり含まれており、それでふくと、濡れタオルでふいたような感じでした。
ただ、とても良い香りがついていて、湿疹やアセモがあると、香料で刺激しそうでした。
20種類以上の植物エキス配合とも書いてありました。
皮膚の弱い方は、かぶれることもありそうに思いました。

二種類目は、ふき取るとシュワーっと蒸発していくような感じで、ス~ス~涼しい感じがするものでした。
アルコールやメンソールなどが含まれていそうです。
確かに使用後は涼しく感じ、人気が出そうですが、刺激も強そうです。

このほかにも、たくさんの種類の制汗シートや汗ふきコットンという名前のものがありました。
今後、これらのかぶれや湿疹の患者さんが増えることも考えられますね。

皮膚の弱い方や、湿疹やアセモのある方は、ちょっとご注意くださいね

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夏休みのお知らせ

2010年08月08日 16時04分32秒 | インポート
立秋を過ぎたというのに、毎日厳しい暑さが続いております。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

大学通りを走る自動車が少なく感じられます。
駅前の自転車置き場の駐輪数も随分少ないようです。

皆さま、それぞれに夏休みをとられてあちこちにおでかけになっているようですね

当院の夏休みは、次のようになります。

~~8月12日(木)~19日(木)を休診させて頂きます。~~

今年は、私は特にイベントの予定はありません。
夏のバーゲンでものぞいてみようかな・・・
とか
材料を買ってきて、手芸でもしようかな・・・
とか
本を何冊も買って、一気に読もうかな・・・
とか、あれこれぼんやりと考えています。
正直、夏ばて気味なので、な~んにもしないで過ごすかもしれません

お休みをどのように過ごすかを、ぼんやり想像するだけでも、リラックスしますね

明日から3日間は通常通りなので、ご来院下さい。


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アセモとニキビ

2010年08月07日 18時00分11秒 | 診断と治療
今日は、暑かったものの、湿度は低かったように思います。

木陰に入ると、けっこう、気持ちよかったですね

さて、連日の暑さで、けっこう目立って多いのが、身体のニキビです。
胸や肩や背中や二の腕に、それほど痒みのないぶつぶつが出てきます。
中には、小さな黄色い膿をもっている場合もあります。

身体のニキビは、冬はほとんどでません。
最近のように、猛暑~酷暑で、身体に汗をたくさんかくようになると、身体のニキビの患者さんが増えてきます。

汗をたくさんかいて、出てくるものに、アセモがあります。
これも、胸や肩や背中などに出ることも多く、ニキビと似ている場合があります。

また、ニキビとアセモが両方、混じってでる場合もあり、治療が少々、難しくなります。

大切なことは、いずれも、シャワーをまめに浴びて、石鹸で清潔に洗うことです

朝、起きたら、まずシャワーを浴びることは、とても有効です
寝汗はばかになりません。
そして、帰宅後は、すぐにシャワーです。

こんなに暑い夏は、皮膚のトラブルがとても多いです。
でも、シャワーで清潔にすることは、治療にとても有効ですね。

一日、3回シャワーでも良いですよ。
そして、治療の薬、またはスキンケア。

今年はシャワーを楽しんじゃいましょう


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都会人の乾燥肌

2010年08月06日 23時34分52秒 | 診断と治療
今年は、特に厳しい暑さが続きます。

そのため、年齢に関係なく、乾燥肌が目立ちます。

一昔前の日本の暮らしでは、夏の肌は、汗でべたべたしていました
それには、ちゃんと理由がありました。
地面に土が多く、そのため、雨を含んで湿度を保っていました。
また、室内も扇風機が主体で、屋外も屋内も夏は高湿度だったのです。

ですから、アセモの治療として、パウダーをはたいて乾かすことも有効だったのです。

しかし、最近はどうでしょう。

都会の暮らしは、屋外も屋内も乾燥するようになりました
今年のように、連日、猛暑~酷暑が続くと、アスファルトの照り返しは厳しく、地面から50度くらいの熱を含んだ風がたちのぼります
ですから、暑い日、屋外を歩いていると、まるで、ドライヤーの温風の中を移動しているようになります。
いくら汗をかいても、どんどん乾燥してしまうのは当然です。

一方、ビルや自宅に入ると、今度は、一日中冷房をかけますので、これまた、乾燥しますね。

お子様は、今年はお天気が良いので、プールに入る日も多く、これは塩素消毒による乾燥をおこします。

強い日差しで、くりかえし日焼けしていくと、どんどん皮膚は乾燥していきます。

このように、どこにいても、都会の夏は、乾燥肌をひどくしていくわけです。

これに負けない皮膚を作るためには、こまめに保湿ケアをしなくてはなりません。
暑い夏にクリームを塗るのは抵抗がある方もいるかもしれません。

でも、シャワーを浴びて汗を流し、まめに保湿クリームをぬっておくと、かなりコンディッションの良い皮膚を作ることができますよ

昔のように、パウダーで乾かすことは、かえってよくありませんね。

都会の暮らしには、迷わず、保湿ケア・・ですね


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若いのに帯状疱疹

2010年08月04日 17時38分01秒 | 診断と治療
今年の夏は、厳しい暑さが続くようですね

連日、熱中症のニュースを目にします。

暑さを気楽に考えてはいけません。くれぐれも、温度の調節や水分摂取にお気をつけください。

さて・・・。

今日は、帯状疱疹について。

この病気は、一般に、高齢者に多い病気と考えられています。
体力や免疫力の低下によって、発症する病気だからです。
はじめは、神経痛のような軽い痛みや違和感で気づき、その後に水疱がでてきます。
発疹ははじめは虫さされやアセモと勘違いする場合もありますが、だんだん水ぶくれになり、痛みを伴ってきます。

ところが、この病気、高齢者だけのものではなくなってきました。
若い人やまれに子供にもおこります。

最近、当院に、20代~30代の帯状疱疹がたて続けに来院されました。
これはどうしてでしょう?。

若い人でも、疲労がたまっていたり、ストレスが続いていると、この病気にかかるのです
このところの、厳しい暑さも原因のひとつです

外は連日の35度、一方ビルの中は20度などということもめずらしくありません。
20代や30代の働き盛りの人は屋外や室内を頻繁に移動することが多く、体温調節が大変になって身体に大きな負担がかかっているものと考えられます。

高齢者に較べ、若い方の帯状疱疹は軽症の事が多いです。
でも、油断は禁物
ちゃんと治療しないと、かなり痛みが強くなったり、水疱がぐじゅぐじゅになって汚い跡を残すこともあるのです

なるべく早く受診された方が、早く治りますよ
もしや・・・と思ったら、ご相談ください


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やさしい音の続き

2010年08月03日 18時03分28秒 | インポート
なんだか、毎日、暑すぎるのが当たり前になっているようで、ちょっとこわいですね。

これだけ暑いと、まず、創作意欲が低下しますね。
私は、ミシン手芸やビーズアクセサリー作りなどが趣味です。
デザインや型紙おこしなど、全部自分で考えて作ることが好きですね

でも、これだけ、うだるような暑さが続くと、デザインが思いつかないし、やる気もダウンします

暑すぎる夏は、思考力も想像力も低下させるのでしょうか・・・

さて、昨日のブログを読まれた方が、コメントをしてくださいました。
一人の方は、「日本が熱帯化しているので、以前と違う種類のセミが増えているのですよ」と教えてくれました。
なるほど・・・。
昔より鳴き声がうるさいと感じたのは、実は、セミの種類が違うのかもしれませんね。

もう一人の方は、「風鈴が涼しく思えるのはどうしてか、わかりますか?」と言われるので
「綺麗な音色が、涼しい錯覚をおこすのではないかしら」とお答えしますと
「風鈴は風で鳴るのです。だから、風鈴の音を聞くと、風を思い浮かべるので、涼しいと感じるのですよ」と教えてくれました。

なるほど・・・なるほど・・・・。

人は、音を聞いて、無意識のうちに、さまざまな想像力をかき立てられているのですね。
音の情報は、人の生活に大きな影響力をもつということです

昨日も書きましたが、お子様に薬をぬってあげるとき、優しいお声をかけてあげてください。
アトピー性皮膚炎のお子様に塗り薬をぬってあげるとき、一日のうちで一番優しいお母さんの声で話しかけながらぬると、これ、効果大なんです

「ママは、塗り薬をぬってくれるときが一番優しいから、大好き」という風になると、治療効果はばっちりです

お子様の精神状態も穏やかに安定して、痒みもぐっと軽くなりますよ

こんな、暑い過ごしにくい毎日ですから、いっそう、お子様へのやさしさが大切ですね



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やさしい音

2010年08月02日 17時26分30秒 | 診断と治療
八月、夏本番ですね

今日も、蒸し暑い一日でした。
でも気温は、いくらか低くなり、31度くらいでしょうか。

私が子供の頃、夏の暑さは、いつも今日くらいだった印象があります。
ムシムシして暑い、でも、30度を少し超えるくらいでしたね・・・。
セミの鳴き声を聞いていると、子供の頃の記憶が戻ってくるようです・・・・・

さて、今日は音と気持ちの関係について。

大学通りは、セミの鳴き声が相当うるさく、まるで、非常ベルが止まらなくなったようです
こういうちょっと耳障りな音は、やや不快な気分を引き起こすように感じます。
セミの声も少しなら夏の風物詩として楽しめますが、猛暑のせいなのか、今年は異常にうるさく鳴きまくっています

今日、国立駅の改札口近くに、たくさんの風鈴が下げられていました。
風になびいて揺れる風鈴の涼やかな音色が、たくさん重なって素敵なオルゴールのように聞こえました
その風鈴の下を歩いているとき、一瞬、涼しいような錯覚を覚えました

同じ気温なのに、セミの音では暑さにいらっとして、風鈴の下では優しい気持ちになりました。

音は、気持ちを変えるのですね

そういえば・・・。

お子様に保湿クリームや、塗り薬を塗ってあげるとき、お母様はできるだけ優しい声をかけるようにしてくださいね
お母様がお忙しいのはわかりますが、いらいらしている声をだしながら塗ると、痒みが増すのですよ
逆に、優しい声をかけながら、ゆっくり薬を塗ると、お子様の心が安定して、痒みが減るのですよ。

気持ちって不思議ですね。
今日は、ちょっとした、豆知識でした。

~~~~お知らせ~~~~

   当院の夏休みは、8月の12日(木)から19日(木)となります
   よろしく、お願い致します。


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