宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

やさしい音の続き

2010年08月03日 18時03分28秒 | インポート
なんだか、毎日、暑すぎるのが当たり前になっているようで、ちょっとこわいですね。

これだけ暑いと、まず、創作意欲が低下しますね。
私は、ミシン手芸やビーズアクセサリー作りなどが趣味です。
デザインや型紙おこしなど、全部自分で考えて作ることが好きですね

でも、これだけ、うだるような暑さが続くと、デザインが思いつかないし、やる気もダウンします

暑すぎる夏は、思考力も想像力も低下させるのでしょうか・・・

さて、昨日のブログを読まれた方が、コメントをしてくださいました。
一人の方は、「日本が熱帯化しているので、以前と違う種類のセミが増えているのですよ」と教えてくれました。
なるほど・・・。
昔より鳴き声がうるさいと感じたのは、実は、セミの種類が違うのかもしれませんね。

もう一人の方は、「風鈴が涼しく思えるのはどうしてか、わかりますか?」と言われるので
「綺麗な音色が、涼しい錯覚をおこすのではないかしら」とお答えしますと
「風鈴は風で鳴るのです。だから、風鈴の音を聞くと、風を思い浮かべるので、涼しいと感じるのですよ」と教えてくれました。

なるほど・・・なるほど・・・・。

人は、音を聞いて、無意識のうちに、さまざまな想像力をかき立てられているのですね。
音の情報は、人の生活に大きな影響力をもつということです

昨日も書きましたが、お子様に薬をぬってあげるとき、優しいお声をかけてあげてください。
アトピー性皮膚炎のお子様に塗り薬をぬってあげるとき、一日のうちで一番優しいお母さんの声で話しかけながらぬると、これ、効果大なんです

「ママは、塗り薬をぬってくれるときが一番優しいから、大好き」という風になると、治療効果はばっちりです

お子様の精神状態も穏やかに安定して、痒みもぐっと軽くなりますよ

こんな、暑い過ごしにくい毎日ですから、いっそう、お子様へのやさしさが大切ですね



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