宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

虫さされで注意したいこと

2012年08月06日 22時36分41秒 | 診断と治療
今日は、久しぶりに暑さが和らぎ、ちょっとほっとしました

熱中症のニュースもなかったので、よかったです。

毎日、テレビでオリンピックの映像を見ていますが、このところ日本のメダルラッシュで、やっぱりうれしいですね
金メダルじゃなくてもいいじゃない!と思います。
オリンピックに出場するだけでもすごいことなんですから、銀や銅メダルでも、本当にすごいことです

さて。

夏休みに入って、お子様の虫さされの患者さんがとても多いです。
お子様は大人に比べ、大きく腫れたり水ぶくれになったり、重症化しやすい傾向があります。
お子様がやや重症化すること自体は、別に珍しくなく、慌てることはありません。
が、しかし。
ほおっておいてもよいか・・・と聞かれると。
やはり、ひどくなりやすいお子様は、きちんと治療が必要です。

大きく腫れて、痛みを伴ったりリンパ管炎になったりします。
また、水疱が破れてばい菌が入り、トビヒに発展することもよく見られます。
これらはきちんと適切に治療しないと長引き、プールに入れないとか旅行に行けないとか困ったことにもなります。

このようにひどくなるのは、主に小学生以下のお子様によく見られます。
もちろん、個人差はあり、それほど腫れないお子様もいます。
でも。
小さいお子様は、虫さされはひどくなるものだと思って、悪化を予防した方が良いでしょう。

虫さされのお薬を処方しています。
年齢と、重症度に合わせて、様々な薬を処方します。
お気軽にご相談ください



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