みどりの野原

野原の便り

8月18日 ユウゲショウの種子散布

2021年08月18日 | Weblog

先日、ユウゲショウの見慣れない姿に気が付いた。


8月13日 種子がなくなって花のように開いたユウゲショウのガク。
8月13日のブログ 参照
そして、ユウゲショウが雨滴散布することを知った。

ヤマネコノメソウは雨滴散布をするのは聞いたことがある。
へ~ユウゲショウもそうなのか~。この目で見たいな。


8月15日に歩いた時に、果実のできたユウゲショウを見つけて持って帰った。


水にさして、ベランダに出しておいた。


8月17日13時 小雨が降って、果実がちょっと開きかけ。種子が覗いている。


17日15:58 雨がやんで、果実が閉じた。


17日18:13 雨が降って、また果実が開いた。
種子がたくさん詰まっている。
薄暗くてピントが合いにくく写しにくい。


18日9:30 雨で果実全開 種子ぎっしり。


上の果実は種子がたくさん入っている。 
中の果実は種子が少し残っている。
下の果実は種子が全部なくなっている。


開いた果実。周囲に飛び散った種子が見える。


8月18日16:42 果実がまた閉じた。


8月20日13:19 雨でまた開く。種子はほとんど残っていない。  

ここ数日、雨が降ったりやんだりで、果実の開閉がよくわかった。
雨滴が直接当たるところは確認していないが「ユウゲショウの雨滴散布」というのが、実感できた。
やがて、種子は全部飛び散って、最初に見たような薄茶色の「ガクの花」(晴れた日でも開いていた)になるのだろう。

散布した種子は、ベランダがコンクリートなので、拡散の目的を達しないのは、気の毒だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月17日 ①オオシロカラカサダケ ②アブラゼミ

2021年08月17日 | Weblog

体育館のそばで・・

①オオシロカラカサダケがたくさん出ていた。
中毒事故も報告されている「毒キノコ」

今日はデジカメを持ってきていない。
仕方なく、撮りなれないスマホで写す。


オオシロカラカサダケ 幼菌 球形で薄茶色の表皮が付いている。


傘は真っ白。かさぶた状の表皮が残る。
この後、傘はもっと開く。


幼菌


傘が開いて「つば」が柄にくっ付いている。
「ひだ」は白 だんだんオリーブ色がかってくる。


幼菌 傘はだんだん開く。柄の基部に「つぼ」はない。


夫が「ちょっと来てみ」と手招きするので行ってみると・・
夫の部屋の網戸にセミが止まっていた。


網戸越しでうまく撮れないが、アブラゼミだ。
家のあたりはクマゼミ100%と思っていたが、アブラ君もいたのか~。
そっと網戸を開けて手を伸ばしたら・・逃げた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月16日 セミ キリギリス ナンバンギセル

2021年08月16日 | Weblog

下見だったが・・昆虫なども見た。


アブラゼミの抜け殻 雌 矢印の所にスジがある。
産卵管の跡?


参考に。これは手持ちのクマゼミ 雌 の成虫。産卵管が収まっている。


落ちていたクマゼミ 雄 大きい腹弁が目立つ。
腹弁は鳴き声の調節に役立つらしい。
飛ぶ元気がないのかなあと放したら、元気に飛んで行った。無言?で・・


キリギリス 発見 ニシキリギリス・ヒガシキリギリスの区別はむつかしそう。
翅の上にあるのは(矢印)・・「ヤスリのある発音器」と友人に教えてもらった。
発音器があるので雄 
後で、捕まえてよく見たらよかったかなあと思った。


思いがけず、ナンバンギセル 
こんなに早く咲くとは思っていなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日 曽我川~曽根寺橋~松塚~緑地公園 ブタクサハムシ オオミノガヤドリバエ 

2021年08月15日 | Weblog

夜明け前4:15に届いた大雨警報のメール。
起きた頃には雨が降っていたが、それも10:56には大雨警報は解除になった。
昼過ぎには天気も回復してきた。
大雨の被害のニュースを見るにつけ、ありがたいことだと思う。

今日も、雨靴、傘持参で近場をウォーキングで、運動不足解消。

曽我川堤防に出る。今日は北へ歩く。


こんなところにアオギリがあったか。緑色の幹を見てそう思ったが・・
よく見ると、オオブタクサだった。


そばのオオブタクサの葉は虫食いでボロボロ。


ついていた虫をネットで調べたら、ブタクサハムシのようだ。 


トキワススキ 豊かだった穂は種子散布を終えて枯れ穂になっていた。


キンエノコロの仲間 穂は長く、長さが17㎝の穂もあった。
小穂を見ると、横ジワのある護衛が露出していたので、キンエノコロの仲間には違いないが、コツブキンエノコロとの違いがよく分からない。
フシネキンエノコロというのもある。
分けない考えもあるようだが。


エノコログサに ヒゲナガカメムシ


上、穂の長いキンエノコロの仲間 下、エノコログサ
アキノエノコログサもあった。


クズの葉に止まっていたハエ。オオミノガヤドリバエ?
オオミノガ幼虫が食べる葉の上に細かい卵を産み、オオミノガの幼虫に寄生するそうだ。
この外来昆虫によってオオミノガは大分生息数を減らしているそうだ。

帰りは西側の田んぼ道を戻る。


クワイかな?


溜池ではツバメが盛んに飛び回っていた。

変化のない道だがウォーキングにはなる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月14日 掖上周辺 ソクズ ツリガネニンジン ヌマガエル シュレーゲルアオガエル ミヤマカラスアゲハ 

2021年08月14日 | Weblog

雨が止んだ昼頃から、掖上周辺を歩く。
最近は近くばかり歩いているので、新鮮でうれしい。
風があって涼しかった。


さっそく ソクズ 登場 斜面の上


ここでも コハクオナジマイマイが。斜面のコンクリートやら草やらに10匹ほど。


道路にぴょんぴょん飛び出す。お前はだあれ?
捕まえてお腹を見ないとわからない。


ちょっと失礼。 お腹は真っ白。のども真っ白 ヌマガエルの雌ね。


まだ若いカマキリ。この子もちょっと失礼。オオカマキリの青年。


山裾の道へ。涼しい。


シュレーゲルアオガエル 目の縁が黄色


水が流れ込む溜池 


水草は ヒシ だった。白い小さい花が咲いていた。


ヘクソカズラの菌えいかな?


尺を取っていた シャクガの幼虫 手でつついたら、棒?枝?のようになった。

ツクツクボウシやヒグラシの声 アブラゼミの声 町とは違うセミの声。


抜け殻を持って帰った。雨でぐしょぐしょに濡れている。
しっかり乾いてから、同定しよう。


ツリガネニンジン きれい~。
そばにはワレモコウのつぼみもあった。


草の中に ニクイロシュクシャ 元植栽


高いところに留まったアゲハ。グリーンや青の模様 おお~っ!きれい! 


地面に降りて吸水中。
ミヤマカラスアゲハ と思ったが、自信がなくて友人にヘルプ。
ビロード状の性紋から、雄とのこと。

すぐそばを飛び回ったりするので、立ち去りがたい。
そばで見ると、大きい!

道標の表示のない方へ歩いたり、行き止まりと書いてあるところをダメ元で入ったり・・
気ままに歩いたが・・


掖上鑵子塚古墳の所に出た。
前方後円墳。周濠は田んぼになっている。
前もこのあたりを歩いたが、今日はここから下って戻る。


シオカラトンボ 雄 道路に止まっていた。
おとなしく手に乗った。少し暑さに参っていたのかも? 


スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)
螺旋の下部(口に近い部分)の層が広い。
「さい孔とよばれる箇所が深く、蓋の外側に縞模様がある」と書いてあるネット記事がある。
口の下の所のことか?
マルタニシと比べてみたい。

ところで、以前の記事を見ていたら リンゴスクミガイ と間違えて書いているのがいくつかあって・・赤面。
正しくは「スクミリンゴガイ(リンゴガイ科)です。
今更ですが、訂正しました。
みなさま、間違い勘違いにお気づきの時はぜひ教えてくださるとうれしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月13日 曽我川周辺 エビスグサ ユウゲショウ

2021年08月13日 | Weblog

雨のすき間に・・近くをウォーキング


ネザサの可愛い雨粒


園芸サザンカの雨粒
雨後にはまた違った美しさが見える。


緑地公園の花壇にエビスグサが見えた。
羽状複葉の小葉は3対ほどで、果実は細長く湾曲する。
花は雨でしぼんでいるが長い果実もできていた。

ハブ茶の原料は元々「ハブソウ」という植物だったが、今は、収量が多く作りやすい「エビスグサ」の種子を原料としているそうだ。
私は飲んだことがない。

種子は生薬 決明子として利用される。


花を覗くと曲がった雌しべが見えた。


いつの間にかパパイアが植えられていた。
1本では果実はつくかどうか知らないが、以前、明日香村の稲渕で果実をつけたパパイアが植えられているのを見たことがある。


降り続く雨に曽我川の水も土色に濁っている。
以前に川があふれたことがあり、その後、川を付け変え、この辺は直線化された。
そして遊水池として曽我川緑地が作られた。


カーブした流れ。


その近くには湧水地が作られている。


二上山の下にたなびく「雲」
帰ってそのことを話すと、それは「霧」だという。
調べると「 地表付近に浮かんでいるものを 霧、空の高い所に浮かんでいるものを という」とあった。
へえ~~。


ギョウギシバ?の露出した匍匐茎 たくさんの節がある。


ギョウギシバ 花序 (帰り道で)


薄茶色の可愛い花? ユウゲショウの果実だった。

ユウゲショウの果実は、濡れると開き、乾くと閉じ、雨滴散布をするという。
今日見たものは種を飛ばした後のようで、種は残っていなかった。

こんな姿に気づかなかったのは、雨の時は出歩かなかったからかも。
雨のおかげで面白いものが見れた。


ジャコウアゲハの幼虫 5・6匹いた。

近くでは京奈和自動車道の橋脚工事が進みつつある。
この場所が残りますように・・
途中で小雨が降り出した。傘は持っていたが、さすほどでもなかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月12日 墓参りのついでに。 八釣山地蔵尊 アオノリュウゼツラン お堂2つ お地蔵さまは??  

2021年08月12日 | Weblog

お盆の棚経参りも昨日終わった。
昼前、激しく降っていた雨がちょっと治まったかと墓参りに行くことにした。

行きしなに、アオノリュウゼツランが咲いていると聞いた八釣山地蔵尊(興福寺)に立ち寄る。


八釣山地蔵尊(興福寺)


アオノリュウゼツラン 高さは??
100年に一度咲くというので、センチュリープラントといわれるが、実際にはもう少し早く数十年で開花するらしい。
この辺では開花は珍しく、ニュースになるが、暖かい南の島では野生のものがいっぱい花茎を立て咲いているのを見る。
花が咲くとこの株は枯れてしまう。
根元にできる子株が成長するが、子株見落としたかな?


花茎の枝先に花の集まり。


高くてよく見えないが・・雄花は終わって萎れている? 
立っているのが雌花かな?


株元 大きい葉は切り取られている。



これは2014年1月7日にここで撮ったアオノリュウゼツラン すでに立派な株だった。

土砂降りの雨を車でやり過ごし、お墓参りを済ませた。


お墓近くの水路 濁流が流れ下る。


岡本寺の隣に小さいお堂が2つ。
昔、ここで地蔵盆のお祭りがあったので、お堂にはお地蔵さまがおられるのだと思っていたのだが・・

初めてお堂の扉を開けてみると・・


奥のお堂の石仏は、青面金剛?
青面金剛とは庚申講の本尊とのことらしい。
6本の腕(六臂)足元に猿(青面金剛に踏まれているのが1匹 下の左右に2匹)


手前のお堂の中におられるのは十一面観音 らしい。 
右手に錫杖 左手にハスを持っておられる。
息子が言うには、像の周りの模様のようなものは十一面観音を表す梵字だそうだ。11ある。
(この写真ではよく見えないが)

「青面金剛 庚申」と「十一面観音」・・と言うことは・・お地蔵さまはいらっしゃらない。
じゃあ、なぜここで地蔵盆をやってたのかな??

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月10日 チョウセンアサガオの仲間 果実裂開 種子

2021年08月10日 | Weblog

7月30日 ブログには書かなかったが、帰りに見たチョウセンアサガオの仲間(植栽)
横に、一部刈り取って放置してあったのを1本持って帰った。


7月30日 チョウセンアサガオの仲間 植栽

調べて、花は白っぽく直立(開いてはいなかった)、茎や果実にも毛があったので、ケチョウセンアサガオ(アメリカチョウセンアサガオ)かと思ったが・・
仲間はいろいろあり チョウセンアサガオの仲間にしておきます。


果実が割れて中には種子が整然と並んでいた。
トゲにも毛が見える。


こぼれた 種子 ソラマメ型というのか。
これで一部なので、果実1個に種子は何個あるのか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月9日 セミ抜け殻調査 イベント

2021年08月09日 | Weblog

セミ抜け殻調査イベントのお手伝いでした。


公園館に行くまでにもアブラゼミがいた。
家の近所ではうれしかったアブラゼミ ここでは多そうだ。


雨上がりでカタツムリがたくさん木についていた。

集まった家族さんを、公園館周辺と展望台周辺の2班に分けて抜け殻集めに出発。

公園館周辺のチームは幼い子どもさんが多かったが、翅を拾ったり、カタツムリの殻を拾ったりしながらも、セミの抜け殻もでたくさんとれましたよ。
木の枝の高いところは家族さんがヘルプ。
子供目線でしゃがむと見つかることも。

ほぼ回った頃に雨が降ってきて室内に戻る。

みんなのを集めるとすごい数。
説明を聞いた後、クマゼミ アブラゼミ ニイニイゼミなどに種類分け。


種類ごとにネットに引っかける。 
クマゼミをここまでひっかけたところで時間切れ。


残りの抜け殻 手前 ニイニイゼミ 真ん中 アブラゼミ 奥 クマゼミ
上の2枚の写真が、[公園館周辺]で集まったセミの抜け殻の数。

アブラゼミが115 クマゼミが127 ニイニイゼミが4 他のはなかった。
アブラゼミが多いのにびっくりする。
時間不足でネットにかけられなかったのは後でかけてくださるらしい。

平地の公園館周辺と違い、小高い「展望台周辺」で集まった抜け殻は・・

アブラゼミが89 クマゼミが8 ニイニイゼミが26
少ししか離れていないのにずいぶんアブラゼミとクマゼミの割合が違いますね。
ニイニイゼミも多い。

去年・一昨年はミンミンゼミの抜け殻もあったらしいが、今年はなかった。
もう少し時間をかけて触角の数など見ると、アブラゼミの中に混じっていたかもしれないなとは思う。
私は最終、触角でチェックしたいが、触角が破損しているものも多いので正確にはわからないな。


これは去年のまとめ 今年のも最終的にこのような形で展示されるらしい。
 
毎年、こうやって調べていくと、変化がわかって面白い。
楽しい経験をさせてもらった。


始まる前や、待ち時間に、私の集めた抜け殻を皆さんに見ていただいた。
ツクツクボウシやヒグラシもあるが、今日はいなかった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月8日 うちのベランダ オグルマ アボカド ヒメセンナリホオズキ ショウジョウソウ

2021年08月08日 | Weblog

ベランダを模様替えした。


西南 配置は変わっていない。
手前に繁っているのは2本のアオジソ


6月8日 食べたアボカドの種を水栽培していたら、根が伸びて、茎も台所の出窓の天井まで伸びたので植木鉢に植え替えた。
プランターに埋めたのと合わせて2本鉢に植えた。
冬越しもむつかしそうだが、しばらく見て楽しむ。


大きく育っているのはオグルマ 
田の横に打ち捨てられていたのを拾ってきたのはいつだったか?
賑やかに咲いている。


ショウジョウソウ 裏庭にはたくさん咲いているがベランダには1本だけ。


ヒメセンナリホオズキ 千成りというだけあってホオズキが次々とできる。


赤くはならないが、幅・高さ約2㎝ 薄茶色になって落ちる。
ずいぶん前に植えて、何年も出てきていたのが、ここ数年芽生えなくなった。
(1年草で、種を落としておく)
今年、突然また生えて来た。
そして、その1本に果実がいっぱい付いてきたころ、離れた別の植木鉢にも2本目が出て来た。


セロームやシダの仲間 
大きいセロームは直射日光で葉焼けする。
遮光ネットも掛ける場所がない。・・と言いながら、ずいぶん長い間居ついている。
時々、狭い鉢から逃げ出そうと気根を伸ばす。


タコノアシ 今は元気。今年は花や果実が見られるか?
毎年後半になって枯れる。


東の多肉植物 置き場が減って、プランター4個分。他にも分散。


アロエ 不死鳥やソテツ(種子から)など・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする