お盆の棚経参りも昨日終わった。
昼前、激しく降っていた雨がちょっと治まったかと墓参りに行くことにした。
行きしなに、アオノリュウゼツランが咲いていると聞いた八釣山地蔵尊(興福寺)に立ち寄る。
八釣山地蔵尊(興福寺)
アオノリュウゼツラン 高さは??
100年に一度咲くというので、センチュリープラントといわれるが、実際にはもう少し早く数十年で開花するらしい。
この辺では開花は珍しく、ニュースになるが、暖かい南の島では野生のものがいっぱい花茎を立て咲いているのを見る。
花が咲くとこの株は枯れてしまう。
根元にできる子株が成長するが、子株見落としたかな?
花茎の枝先に花の集まり。
高くてよく見えないが・・雄花は終わって萎れている?
立っているのが雌花かな?
株元 大きい葉は切り取られている。
これは2014年1月7日にここで撮ったアオノリュウゼツラン すでに立派な株だった。
土砂降りの雨を車でやり過ごし、お墓参りを済ませた。
お墓近くの水路 濁流が流れ下る。
岡本寺の隣に小さいお堂が2つ。
昔、ここで地蔵盆のお祭りがあったので、お堂にはお地蔵さまがおられるのだと思っていたのだが・・
初めてお堂の扉を開けてみると・・
奥のお堂の石仏は、青面金剛?
青面金剛とは庚申講の本尊とのことらしい。
6本の腕(六臂)足元に猿(青面金剛に踏まれているのが1匹 下の左右に2匹)
手前のお堂の中におられるのは十一面観音 らしい。
右手に錫杖 左手にハスを持っておられる。
息子が言うには、像の周りの模様のようなものは十一面観音を表す梵字だそうだ。11ある。
(この写真ではよく見えないが)
「青面金剛 庚申」と「十一面観音」・・と言うことは・・お地蔵さまはいらっしゃらない。
じゃあ、なぜここで地蔵盆をやってたのかな??