みどりの野原

野原の便り

10月2日 畝傍山

2008年10月02日 | Weblog
橿原神宮の森を通って畝傍山へ


駅近くの草むらに咲いていたマルバアサガオ

常緑広葉樹の多い神宮の森の周辺では、もうシイの実やマテバシイ
のどんぐりが落ちていた。
シラカシ・アラカシのどんぐりはまだ青い。

 
       スダジイ             マテバシイ


サンゴジュの赤い実・ハナミズキの赤い実が目をひく。

タンキリマメやトキリマメも色づくのはもう少し先のようだ。

 
            森はキノコがいっぱい

登山道から畝傍山山頂へ
ツクツクボウシがまだ鳴いている山道では何人もの登山の人とすれ
違った。

畝傍山の標高は199,2m耳成山・天香具山と共に大和三山と呼ばれ
る。
山頂にはビニールがかけられた掛け時計も木の枝に掛けられ、毎日
の登山を楽しんでおられる方が大勢いらっしゃるようだ。

 
  金剛山(左)・葛城山(右)        耳成山 

 
頂上にあるツガの古木 
大きい枝も枯れて切られ、痛々しいが、一部の枝はがんばって葉
を繁らせている。

初めてこの木のことを教えていただいたI先生もずいぶん前に亡
くなられた。

この山頂の思い出は、ずうっと以前、ガールスカウトのリーダー
だったか団委員長だった時か、スカウト達とここへ来た時、ちょ
うど休憩中の10数人の団体がおられ、話しかけたところ、堺植物
同好会の方たちとわかり、私の持っていた図鑑の著者のS先生の
名を言うと、「ここにおられますよ」と言われ、びっくり。
ご本人と対面し「先生のご本持ってます」と言ったのだった。
つい昨日のことのように覚えているのに、もう25年もたっている。
早いなあ。

今考えると、そうそうたるメンバーがおられたはずだ。

お弁当を食べた後、畝火山口神社へ下る。

山裾の畑ではキクイモやジンジャーやシオンやコスモスなど秋の
花が咲いていた。

 
    青空にカキの実  クサギの実とガク 色の対比が美しい
山裾を橿原神宮の方に戻る。


途中にあった池 まるで赤潮のように真っ赤。アカウキクサでもない。
バクテリア?

新撰田・深田池を通り橿原神宮駅と戻った。 
コメント
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