みどりの野原

野原の便り

11月10日 うれしい自然 リンドウ・センブリ・ミズオオバコ・・

2011年11月10日 | Weblog
今日観察会で行った場所はそう遠くないところ。(場所は非公開)
木立ちも残る野道を案内していただいた。

前にも行ったことはあるが、この季節は初めてで、希少な秋の草花が残っていて幸せな気分になった。
 
      ツリガネニンジン群生    色素のない白花も1本混じる

 
リンドウ 3,40年前までは家の田んぼの斜面に生えていたのだが、今は田んぼも無くなり最近では近くでは見かけなくなった懐かしい花。(葛城山上で見た)
     右)センブリ これも先日葛城山上で見たが、近くで見れるのはうれしい。

「あれ何?」と聞かれ、2mぐらい下の田んぼの溝を見るとピンクがかった白い3弁の花が見えた。「イボクサ?」と思ったが、ひょっとして・・斜面をそろそろと田んぼに下りた。

 
ミズオオバコだった。久しぶりの対面。オオバコのような葉が水中に沈んでいた。 10数年前、近くの住宅地の溝の中で見つけたのはとっくに無くなっている。近くで見つけられてうれしい。奈良県でも少なくなっているようだ。準絶滅危惧種  
   右)そばにはミズワラビがたくさんあった。水中に生えるシダ類だ。これも奈良県では準絶滅危惧種 家の近くの田んぼに群生していたこともあるが、見つけた翌々年には消えた。あまりに急激になくなってびっくりしたものだ。農薬に弱いらしい。


ノアザミの白化した花(白花)

花が終わりがけのサワヒヨドリ。叉、1本だけだったがオミナエシもあった。

自然豊かなところがいいとはいえ、草ぼうぼうでは今日見たような植物は育たない。
適度に草刈りもされ日を受けることが必要で、人間の農耕生活とうまく合わせて生きている。

この環境がいつまでも続くといいな。

他の所も行ったが省略。
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