みどりの野原

野原の便り

8月10日 娘と台北3泊4日②ー3 淡水 レトロな街並み「迪化街」・お盆・果物屋・

2024年08月10日 | Weblog

「八里」から「淡水」へ戻ってきた。


MRT淡水駅 
民権西路駅で乗り換え、大橋頭駅で下車。

雨が降ったようだ。道が濡れていた。遠くで雷の音が聞こえる。
この時期の台北は午後は天気が崩れやすいのか? 
天気予報では連日午後は雨マーク。

台湾随一の問屋街「迪化街(てっかがい)」


昔ながらの問屋街の面影を残す、レトロな街並み「老街」
「19世紀中頃の清朝末期、貿易や船荷を扱う商店が街を形成し始め・・20世紀初頭の日本統治時代は、台湾全土から乾物、漢方薬、お茶、布などを扱う商店が集結し、台湾の主要な商業エリアとなった」

リノベ-ションされて、おしゃれなカフェやショップとして生かされてい建物もある。


十連棟の、迪化街を代表する歴史的建造物 


アーケードの通路にもお店が並ぶ。
2階なども自由に行けたらしい。次の機会にはぜひ行ってみたい。


香辛料やドライフルーツ


茎?付きのラッカセイ


愛玉子(カンテンイタビ)干したものが山積み。


ローゼル ハイビスカスティなどに使われる。
砂糖屋では大きい袋でザラメなども売られていた。
ここでもいくつか買い物をした。

娘は「以前はもっと古い店が残っていたなあ」という。

賑やかなところを少し外れたあたりから大きい歌声が聞こえてきた。
お祭りでもやってるのかな? 行ってみた。


歌かと思ったのはお坊様のお経のようだった。
お盆の行事なのかも?


街角で紙銭を燃やす人たち。
紙銭は「冥銭」といい、燃やした煙は冥界に届くとされ、先祖を供養するそうだ。


娘が中を見たかった建物 お茶の博物館「新芳春茶行」
残念ながら休館だった。

町中の果物屋


マンゴー・スターフルーツ・文旦・メロン・・


ジャックフルーツ 小型のもの。
懐かしい。食べたいけど大きすぎる。


マンゴー・小玉のスイカ


割れ目が入って食べごろのドリアン。食べた~い。
ドリアン大好き。以前インドネシアで?数種類のドリアンを食べた。
好まない人もいて、いっぱい食べた思い出がある。


せめても 釈迦頭を買おう。
「私は食べないよ。ほんとに食べられるんやね」と娘。
食べられるよと、1個買う。

ドリアンやジャックフルーツはあきらめて、私は竜眼と、釈迦頭を買う。
娘はドラゴンフルーツ(赤肉)とパッションフルーツを買った。


町中のレストランで、遅いお昼。
娘はピラフを。私はカレーを食べる。スイカとプリン付き。

台北駅までバスで帰ることに。


車道を渡った中央分離帯にある「民生重慶路口バス停」
バスが次々と入ってくる。台北駅行きのバスを待つ。


待ち時間の表示はありがたい。でも本当に目的のバスは来るのか?
やっと来たバスに乗り込む。
間もなく雨が降ってきた。まともに雨にあわなくてラッキー。

台北駅で降り、地下街を通って・・ホテルに戻る。

夕食代わりのフルーツ。

 
「ほんまに1個食べられるんやな?」と念を押されて買った釈迦頭。
果物屋の兄ちゃんに選んでもらっただけに完熟。
娘は好きではないので食べない。買わなかったがドリアンも娘は嫌いなのだ。
釈迦頭半分、手づかみでムシャムシャ。食べ方は上品とは言えないが、おいしい。
朝に半分残しておく。    右)釈迦頭の種(持ち帰りはしません)



パッションフルーツ これもさっぱりとおいしかった。

「淡水駅前広場」・渡し舟で渡った「八里」・戻って淡水老街「迪化街」・淡水の町の「果物屋」 今日も楽しい一日だった。

明日に備えて今日も早く寝る。 

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8月10日 娘と台北3泊4日②ー2 「八里」マングローブ・リュウガン・カジノキ・パッションフルーツ・オオハマボウ・ゲッキツ・芒果雪花氷(マンゴーかき氷)  

2024年08月10日 | Weblog

「淡水」から渡し舟で淡水河の対岸「八里」へやってきた。


八里 到着


河口は今引き潮。小舟も泥の上。


マングローブ 奥に見えるのもマングローブ林


泥の上にはカニやトビハゼ? 長い間泥の上を動き回っている。
八里河の左岸を歩く。


八里は観光地。船着き場周辺には店が並ぶ。


手作り豆花(トウファ)の店 好きなものを選んで・・


豆花の氷 アズキや仙草ゼリーやいろいろ入れてもらった。
冷たくておいしい~。


砂浜で砂の芸術作品を作っている人。


開台天后宮 航海と漁業の守護神として天上聖母を祀る。


近くにあった賑賑しい塔も 開台天后宮の一部??

淡水河左岸で・・


オオハマボウ 


淡水駅前の公園で見たオオバアカテツの果実とたくさんの種子が落ちていた。
淡水で見たのと種子の色が違う。(淡水で見たのは黒っぽかった)


ゲッキツの残り花 花はいい香り。


モクマオウの仲間と思う。
一見マツのように見えるが、裸子植物ではない。


ツンベルギア 日本では温室で見る。

そして、町の端の方の建物の横の空き地には・・


たくさんの実をつけたリュウガンの大木。おお~っ!
実は地面にもたくさん落ちていた。
実を採っても叱られそうでもないが、枝は高い。
近くの人は採って食べたりしないのか?

ここから観光客が行かない山の方の道に入る。
娘が船から見えたお墓を探したいというので。


家の横 道端・・カジノキが多い。


実がたくさん付いているカジノキ発見!


カジノキの果実 


カジノキの葉と果実 伸びた果肉の先に種子がある。
クワやヒメコウゾと同じクワ科ではあるが、実の様子はだいぶ違う。

前回(2011年8月)台湾に来た時、渡った島でも果実を見た。
(それが果実の初見だった)
ここでは、幼樹から成木までたくさんのカジノキを見かけたが、実をつけていたのはこの木 1本だけだった。
雌雄異株とはいえ、もう少し雌株があってもよさそうに思うが・・
日本にもカジノキはあるが、実をつけたものはあまり見かけない。
私が知っているのは1か所だけ。


地面には完熟した果実がいっぱい落ちていた。
これは果実がつぶれて種子があらわになったもの。

細い道を登っていくと・・

 
棒で何か採ろうとしている人。木に絡まった蔓。
突いているがなかなかうまくいかない。
・・・足元に転がってきたのは、パッションフルーツだった。
この女性の今日のおやつはパッションフルーツか・・いいなあ。


庭先で魚のうろこを取っていたおじさん。
捕ってきたの? 身振りで尋ねると、違うよと。
なかなか豪快な景色。

少し山手の方に行ってみたが、娘が見たかったお墓はわからず・・下る。


お昼ご飯は、魚貝の店でアサリやイカや揚げた小魚や煮たトコブシなど。


そして、朝はまだ開いてなかった かき氷屋さんが開いていた。


やっと念願のマンゴーかき氷にありつけた。台湾のお楽しみ。

量が多いので、1個注文したら、スプーンを2個付けてくれ「ゆっくりね」と言ってくれ、うれしかった。
前に日本でかき氷を2人で食べようとしたら「1人1個でお願いします」と言われたことがある。


カットしたフルーツも売っている。


フルーツの横に見慣れぬもの。これは何だ?
娘が「タロイモやで」と教えてくれた。そうか~。
買えばよかったな~。


海岸に「BALI」のモニュメント。「八里」は「バリ」と読む。
写真スポットになっている。私も写真を撮った。
写真を見せて「バリ島に行って来たよ~」と言ったりして・・
淡水河左岸はサイクリング道があり、自転車の人も多い。


帰りには潮も満ちてマングローブも水の中。


渡し舟が着いた。これで、向い側の「淡水」へ戻る。
戻りは、淡水へ直線コースで戻った。(約10分)

淡水河河口は、上流からの土砂が堆積しているため、引き潮の時は直線コースがとれないらしい。
そうなのか~。
来る時、なぜ遠回りをするのかと思った疑問が解けた。

淡水の町に戻る。町をしばらく歩いて、お土産も買い、淡水駅へ。

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8月10日 娘と台北3泊4日②ー1 淡水駅前 ガジュマル・プルメリア・モモタマナ・オオバアカテツ・アカギ・渡し舟

2024年08月10日 | Weblog

目覚めもスッキリ2日目の朝。
今日は「淡水から船で対岸の八里へ渡る予定。

6時45分(時差は-1時間)(日本時間7時45分)ホテル出発。 
早~っ! 遊ぶ時は頑張れるなあ~。


6:48(台湾時間)早朝で人通りの少ない Yホテル(左)前 

先ずは腹ごしらえ。


私は「鮮肉包」を2個買った。
娘は別の店先で「大狗麺線」を食べた。
私はその横の椅子を借りて、さっき買った鮮肉包を1個食べた。


何じゃこれは! 何と読むの? 
台湾は漢字があふれている。
意味の察しが付く漢字もあるが、思っているものと違う意味で使われているものもある。日本にはない漢字も多い。
ネットで検索しようとする時、漢字がなくて困ることもある。


途中で見えた 台鉄(国営台湾鉄道)の駅(今回は乗らなかった)

MRT台北駅に到着。
ここから淡水信義線で淡水駅へ向かう。


娘が持っていた台湾の交通カードをくれた。
いつも使っている「ピタパ」と同じようなもので、MRTもバスも使えて便利だった。

淡水駅に到着。駅前は広~い。公園。


駅前広場の向こうは 淡水河 台湾3大河川の1つだそうだ。
右手に海があり、この辺りは河口だ。


広場のガジュマルの木陰では体操?太極拳?する人たちも。
他にもたくさんの木が植わっている。


駅を降りて目の前に花盛りの木。プルメリアだ。
うれしいなあ。熱帯植物大好き。

何本かを見ていると・・


プルメリア 果実があった。2個対になってついている。
弾けた果実の中には種子が見える。翼がついているようだ。
プルメリアの花は知っているが、果実や種子は初めて見た。うれし~。


モモタマナ。ウルトラマンのような果実。久しぶりに見た。
蕾の付いた花序や果序軸も見える。
モモタマナは熱帯の植物だが、秋には紅葉するのだ。


卵型の果実がたくさん付いている木。 これは何だろう?


果実が落ちていた。横に黒くて長い種子も。 
調べた結果「オオバアカテツ(アカテツ科)」のようだ。
初めて見た! それにしても変わった形の種子だ。


もうひとつ丸い小さい果実が房状についている木。
これも知らないなあ。 
3出複葉 小葉に鋸歯あり。アカギかな?
アカギは小笠原父島へ行った時「繁殖して生態系を壊す」と言っておられたのを覚えているが、木の姿は覚えていなかった。これがそうか。

面白い木がいろいろ見れてうれしい淡水駅前の広場。
ずっとここにいたい気持ちだが、今日はここから淡水河の対岸へ渡る予定なのだ。


「金色水岸」台湾の新北市淡水区にある観光スポット 
夕日スポットとして人気だそう。

桟橋近くで渡し舟の切符を買って、渡船を待つ。


淡水からは今日行く「八里」以外にもいくつかの航路があり、行ければいいなと思っていたが、尋ねると、他の航路は廃止されているらしい。
地図にも、表示にもしっかり書いてあるのに・・ないなら消しておいてよ。


八里行きの渡舟が到着。 
人もオートバイも乗り込む。乗員限度99人
まだ時間が早いので、乗客は少ない。

淡水河の対岸の「八里」へ向けて出発。
直進すれば早いのに、海に向かって進みぐるっと回り込む。なぜ?  次へ続く。

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