みどりの野原

野原の便り

1月13日 見たよ見たよ コミミズク

2015年01月13日 | Weblog
野鳥部会のメンバーから届いたコミミズクの写真の可愛いこと。
この目で見たい!
幸いにも友達が案内してくれることになった。
何回も乗り換えて集合場所の水無瀬駅に到着 偶然にも知っている人2人に出会う。

そこから歩いて淀川の堤防に着いたのは2時45分ごろ。
 
その時にはすでに大勢のギャラリーが並んでいた。たいていは特大のカメラ付きスコープを構えている。
友達は何度か見に来ていてその時に撮った大きい写真も見せてもらう。すごい。この可愛いのが見れるのか?

3時 動きなし。遠くに小さい鳥が飛びまわったり、ノスリ?が2羽現れたりしたが、みなさんほとんど関心を示さない。やはりここは珍しいコミミズクに的を絞っているらしい。

3時半 まだ動きなし。着込んできたけど寒い。
ほんとに現れるのか? 飛ばない日もあるのでは? 少し不安になって尋ねると「ここにいることはいる」との返事。「その時間になれば出てくる」との言葉を信じて足踏みしたり手をこすったり・・


堤防の下の道路際だけてなく、堤防の上にも大砲のようなカメラが並んだ。
観客は300人以上はいそう。
最前列にいるカメラマンたちは何時からここに陣取っているのか・・ 我慢強いなあと感心する。

4時過ぎ。待ちくたびれかけた頃、双眼鏡を覗いていた友達が「向うに飛んでる」
双眼鏡を覗くと右端の方に確かにそれらしきものが飛んでいた。
飛ぶ姿を追うことはできるが遠いなあ。

そのうち左の方でも、正面でも飛び始めた。
ちょうど見ている前の方で輪を描くように飛んでは時々草むらに降りる。
また飛び立って飛び回る。
私の双眼鏡でも羽根の模様もはっきりと見える。美しい。
そして遠くへ飛んで行かないので飛び回るのを双眼鏡で追うことができるのもうれしい。

時々草むらに降りるが獲物をとることができたのかな?

こちらに向かって飛んできた。丸い顔がはっきりと見えた。
・・と思ったらなんと目の前の(道路を隔てた)杭に止まった。
カメラマンたちは歓声もあげずにパシャパシャとシャッターを切る。

飛び立てばまたパシャパシャパシャ。

 
飛び回っては止まり、3回ほど同じ杭に止まってくれた。   杭に止まってるのが見えるかな?
そして首をぐるっと回してこちらの方を見る。肉眼でもよく見える近さ。
ほんの2.3mしが離れたところに大勢の人間がいるのにこわがりもしないのが不思議だ。
悪いことをしないと安心しているのか?こわさを知らないのか・・
見ている私たちには都合がいいけれど。

縄張りがあるらしく、何回かバトルも繰り返された。
この草原は去年まではゴルフ場になっていたのだとか。それがなくなってコミミズクに都合のよい草原になっているらしい。


「すぐそばに来ることもある」という友達の言葉通り、堤防の斜面に舞い降りたのもいた。
そばへ行こうとしたが残念ながら飛び立ってしまったが。
4時ごろから4時40分頃までコミミズクを見て、満足してその場を離れたが、まだまだ大勢の人たちが残っていた。
友達のおかげでめずらしい鳥を見れた。

残念ながら鳥の写真は私のデジカメでは無理で、コミミズクとわかるぐらいの写真しか撮れなかった。
写真はネットで見てくださいね。
コメント
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