みどりの野原

野原の便り

1月2日 吹雪の中初歩き 畝火山口神社 川俣神社

2015年01月02日 | Weblog
5人と1匹で午後から初歩き。
朝から揺っていた雪が少し納まったころに出発したが、また振り出した。
初めはパラパラのアラレ状 少しするとひらひらとした花びら状にその後またパラパラ雪
風も強くて横殴りの吹雪 となった。
傘では防ぎ切れず服に着いた雪を払いながら歩く。。
畝傍山が近くなった頃、ようやく止んで歩きやすくなった。

  
サネカズラ まだ果実はしっかりくっついていた。  
   広い草地に出た。農業試験場果樹試験地だったところ。廃止になったらしい。

畝火山口神社に到着 家族連れの参拝客がいた。(写真撮り忘れ)
巫女さんから濁り酒の御神酒もいただき、記念写真を撮ったり焚火にあたったりゆっくりする。
雪の中を歩いていた娘の愛犬ころちゃんも寒くて疲れたのか上着の中で抱っこ抱っこ。
ついでに畝傍山へも登りたいところだが、みなさん登る気はなさそう。

帰り道に立ち寄った 橿原市運動公園
広い公園はテニスをする人、散歩の人がいたぐらいで静かなもの。

 
果実がいっぱいついたユリノキ 並木になっていた。花の頃にくればきれいそう。
遊具もあるが子供の姿もない。ちょっと子供に返ったりしながらジャンボスライダーのあるプールの横を通り抜ける。おもしろそうだな~。

曽我川沿いの河俣神社へ。

  
河俣神社 人気(ひとけ)はなく静かだ。  置いてあった御神酒は「住吉」 

前にも書いたことがあるが、ここは万葉集にも出てくる古い神社で、大阪の住吉大社と深い関係がある。
住吉大社には2月祈年祭と11月新嘗祭の前に祭礼に使う祭器を作る「埴土」を畝傍山頂で採取するという神事がある。

埴取り神事の神官(埴使い)は先ずここ雲梯(うなて)の森にある河俣神社で、装束を整えて祭礼を行い、畝火山口神社に立ち寄り祭礼の後、畝傍山に登られるらしい。


正面の鳥居からは長い参道が続いて奥の方に河俣神社社殿がある。

河俣神社については近くの木葉神社などと混乱もあるらしいがとにかく歴史があることには変わりなさそう。埴取りについては古くは香具山で行われ、後に畝傍山に変えられたとも言われる。
帰り道、またまたすごい吹雪。でも雨よりはいい。
コメント
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