みどりの野原

野原の便り

10月10日 ① 飛鳥 栗原方面へ

2013年10月10日 | Weblog
一本早い電車に乗れて、集合までに時間があったので近くを一回り。

高い所に生えていて、これまでアラカシかな~と見上げて通り過ぎていたが・・

どんぐりが落ちていてナラガシワとわかった。

 
稲が稔る田んぼの端にクワイの花が咲いているのを見つけた。
            右)ガガイモの果実も見つけ・・早起き?は三文の得

午前中は室内で「里山遊び広場」の準備をした。
当日(10月12日~13日)の出し物を2つ練習を兼ねて自分たちで作ってみた。
内容は当日のお楽しみ。

午後からは栗原方面へ観察に出かけた。
 
立派なコブシの果実が落ちていた。 赤い種子を引っ張ってみた。
実際にはこれほど伸びないが、白い糸につながっているのがよくわかる。      

 
        ウメモドキ           ガマズミ    赤い実がきれい。      

 ゴンズイ 春に見上げてわからなかった木に証拠の実が残っていて名前が判明 

  
エビヅルの実が熟していた。「食べれるよ」と言うと何人かが試食。 
                ツルウメモドキ はじけるともっときれいに。
  

 大きいミツバアケビ
高いところにあったアケビを苦労してゲット。私は応援団 明後日からのあそび広場に展示予定。

春にはいい香りが漂っていたミカン畑。
 
 デコポンもあった。 右)ミカン畑の中にあったのはカラタチ? 実は硬く、長く鋭いトゲあり。

栗原寺(呉原寺)のあったという場所で説明をうける。
「呉原」の地名は雄略天皇の頃、檜隈(ひのくま)に鉄・ガラス・瓦・衣服などの技術を持つ「呉人」が入植してきたことに由来する。

正確な位置は解明されていないらしいが、瓦や礎石(庭石になっている)などが出ていることや、堂塔が建っていたかと思われる平らな地もあることからこの辺りにあったと思われるとのこと。今はミカン畑や畑などになり七堂伽藍の大寺があったとは想像もできない。

そして、栗原寺は僧・道昭が(遺言に従って)日本で初めて火葬にふされたところでもあるようだ。その頃から天皇などの火葬が始まったらしい。
道昭を祀ったという小さな社もあった。

 
呉津彦神社の長い石段を登ると、見上げるムクロジの大木には実が鈴なり。
地面にもたくさんの実が落ちていた。 右)竹林寺(栗原寺の別名)の礎石の一つ。

ここから引き返し解散となった。

夜の部に続く。
コメント (2)
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