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「今年は税金を払いたくない感じ。岸田文雄首相は『適切な納税を』と言いながら自分たちのことは棚に上げて。税金を真面目に払っている人をばかにしているんじゃないか」

2024-03-06 | なんでこんなあほなことが

2024年3月6日(水)

確定申告に来た納税者は

裏金 ばかにしている

私たちは重税・インボイス

 消費税のインボイス(適格請求書)制度が昨年10月に開始されて初の確定申告が行われています。中小業者や個人事業主は重税と、1円単位で帳簿をつける実務負担を強いられる一方、自民党派閥は政治資金パーティー収入で裏金をつくってもおとがめなし―。確定申告のために東京都大田区の蒲田税務署、豊島区の豊島税務署を訪れた納税者には怒りの声が渦巻いています。(大串昌義)


東京・税務署前

写真

(写真)確定申告のために豊島税務署を訪れる納税者=1日、東京都豊島区

 「今年は税金を払いたくない感じ。岸田文雄首相は『適切な納税を』と言いながら自分たちのことは棚に上げて。税金を真面目に払っている人をばかにしているんじゃないか」

 こう話すのは蒲田税務署に年金の控除の書類を出した女性(80)です。自身の母が年金を受け取った時「私たちが納めているから母たちがやっていけるんだと実感した」といいます。しかし年金支給額は減り、そこに裏金問題が浮上。「今の若い人たちは税金を納めても、この先どうなるかわからなくなったら納税しなくなるのではないか」と懸念します。

 会社事務パートの女性(63)は「きちんと税金を納めているのに政府は“NISA(少額投資非課税制度)で資産は自分で増やせ”って。『じゃあこの税金って何』と矛盾を感じる」と憤ります。寄付金や年金、生命保険、医療費の控除で豊島税務署を訪れた会社事務の女性(73)は、話し出すや否や「私たちがきちっと税金を払っているのに、自民党は勝手に裏金。腹が立つ。インボイスで細かいことまで求めて、“自分たちはザルかい”と思う」とばっさり。

 インボイスがなければ仕入れにかかる消費税を差し引けません。税負担を増やしたくない取引先の課税事業者からインボイス登録を迫られた142万の事業者は初めて消費税を申告します。請求書や領収書がインボイスかどうか一枚一枚点検し、計算も複雑です。

 ホームページを作成する課税事業者の男性(47)は自身も取引先も登録事業者ですが「もし取引先がインボイス番号を持っていなかったら面倒。取引しないという可能性もある」。

 夫が電気工事業の個人事業主だという女性(69)は、取引先から“登録していないから日当から消費税分値引きする。それが嫌なら登録を”と一方的に通告されたと告発。収入が少なく、申告も複雑で登録していません。「税金は払わないといけないものだから、簡単に誰でも申告・納税できる仕組みにしてほしい」と訴えます。

 物価高騰と、それを上回らない賃金の低さに不満が出ます。

 会社員男性(31)は「給料がなかなか上がらないなか物価や税金が上がっていくので、貯金が増えません。将来が不安です。まじめにやっている人がばかを見るような世の中になってほしくない」。建築業の男性(73)は「なんでも値上がりしているから食べ物で切り詰めないとやっていけない」と切実です。

 年金生活者の女性(84)は「変なことにお金を使っている自民党議員に、私たちの先行きはどうなるのか聞いてみたい。企業・団体献金の全面禁止など正しいことを言っている共産党さんの言葉がなぜ届かないんでしょうか」と語りました。


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