外交部(外務省)の27日の定例記者会見で、林剣報道官が「一帯一路」(the Belt and Road)の質の高い共同建設における中国とアフリカの協力に関する質問に答えた。
【記者】このほど、アフリカのある学者は「『一帯一路』の質の高い共同建設は、アフリカ諸国の相互接続の促進に重要な役割を果たした。アフリカのインフラ整備は依然大きく不足している。アフリカと中国の『一帯一路』共同建設は、アフリカの持続可能な発展、経済成長、地域統合を力強く促進する」との見方を示した。これについてコメントは。
【林報道官】インフラ整備はアフリカの発展における重要な基礎であり、相互接続の実現をアフリカ諸国は一致して期待している。長年にわたり、中国アフリカ協力フォーラムと「一帯一路」共同建設の枠組みにおいて、中国は常に「真実親誠」理念と「正しい義利観」を堅持し、アフリカ諸国のインフラと相互接続の水準向上、持続可能な発展の実現を揺るぎなく支援してきた。
中国とアフリカの協力によって新たに建設・改修された道路は10万キロ近く、鉄道は1万キロ以上に及び、橋は1000本近く、港は100港近くに達する。中国企業はアフリカの半分以上のワイヤレスサイトと高速モバイルブロードバンドネットワークの建設を支援し、アフリカの9億人余りの人々に貢献してきた。現在までにアフリカ52ヶ国とアフリカ連合(AU)委員会が中国と「一帯一路」共同建設協力文書に調印し、自らの発展におけるボトルネックを打破すべく尽力している。
近く開幕する2024年中国アフリカ協力フォーラム首脳会議では、「一帯一路」の質の高い共同建設が主要議題の1つとなる。中国はアフリカ側と共に、協力・ウィンウィン、協同発展の道において引き続きパートナーとして前進し、「一帯一路」イニシアティブとAUの「アジェンダ2063」及びアフリカ各国の発展戦略を有機的に連携させ、中国とアフリカによる「一帯一路」の質の高い共同建設という「金看板」に絶えず磨きをかけ、中国とアフリカの相互連結協力を加速させ、「急行車線」に乗せる後押しをすることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月28日