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「その日にしなければならないことは、その日にしてしまう」を心がけました。でも徹夜になったこともありましたよ。

2024-05-11 | 「私がお話し」します。

 

第8回中央委員会総会決定を受けて             2023年7月4日 大橋満

選挙勝利・住民に奉仕する日本共産党議員の活動について

130%の党勢拡大を目指して

 

  日本共産党の地方議員は、周囲の目も厳しく大変苦労が多い仕事です。三重県内で5期20年、京都府内で11期44年間務めた元議員に、気になることを質問してみました。皆さんの活動に生かしていただくことがあれば幸いです。

 

1、議員になられて、一番気を付けたことは何ですか? 

日常の暮らしです。挨拶をするなど普通にしていればよいのです。反社会的な非常識なことをしてはいけません。それだけです。

 

やはり健康です。私は、若い時に大病をしたので特に気を付けてきました。出来るだけストレスをためないようにしました。

「その日にしなければならないことは、その日にしてしまう」を心がけました。でも徹夜になったこともありましたよ。

 

私は、小学校3年生の時以来、無遅刻・無欠(席)勤でした。

病気はありませんので、今思えば、他人に勧められない無茶をしてきました。議員と同時に地区委員会の勤務員、「赤旗」日刊紙を配達ルートに下す夜中の仕事を始め、日曜版の配達集金、担当支部20ほどあるブロックの責任者と、そのうち2支部の指導、当時は毎日結集が常態化していましたので、夜になると20ほどの支部が、その日にどんな活動をしてどんな問題があったかまとめをし、集金もして地区委員会に結集していました。一年間は,私が補助員でした。議員としての勉強は、その合間をぬってやりました。

今から思えば、やはり週一日の休養日を保障してもらいたいですね。

 

 2、初議会・本会議に臨む心構えはどうすればよろしいか?

 三重県は保守的なところで、戦後それぞれの自治体の歴史がありその特徴をよく知って、日本共産党議員として、どういう態度をとるのか決めて議会に乗り込む気持ちでいきました。

地区・県委員会と相談して自信をもって臨むことが大切です。

誰に聞いたらよいのかわからない、ということをなくしてほしいですね。担当者を決めていただく、決まってない時は委員長です。

 

 京都は、どこも先輩議員がおりますが、市町村議会は保守的なところが多く三重県と同じです。現職議員は議会改革を目指して奮闘し実現できたことと、課題が残っていることも多いはずです。よく相談し、新しい目で多いに新風を吹き込まねばなりません。

 

 3、議会を変えていった良い経験がありますか?

 選挙が終われば、その日から次の議会が始まっています。現職議員で落選する人は少数で、ほとんどの人が再選されています。再選された人々にとってはこれまでの議会運営の続きですから、初議会が始まるまでに、古参議員が集まって、4年間の議会構成などについて打ち合わせをしています。

そのことを念頭に入れて、初議会が始まる前に全議員への申し入れをしました。随分前の話ですが、その内容は、

1、公費を使った飲み食いを一切やめましょう。“視察名目”の物見遊山旅行を一切やめましょう。

2、本会議以外の各常任委員会も公開し、町議会を住民に、ガラス張りにしましょう。

3、各議員が住民に態度を明らかにし、発言に責任を持つために、本会議の議事録を全議員に配布しましょう。

というものでした。

この申し入れの他に、当選した議員の中で革新的な公約をしている方に、ご一緒に議会改革に取り組もうと申し入れをしました。

 

  4、申し入れの結果、議会は変わってきましたか?

 変わりましたね!今までなれ合いでやってきた先輩議員にとって「住民本位」憲法・地方自治法を守る議会とは、について考えねばならなくなりました。その結果、公費での飲み食いがなくなりました。議事録は予算が組まれていなかったので検討することになり、次の年からくばられました。

他党との協力の呼びかけは、日本共産党は独善的ではないことを理解されたようでした。「物見遊山」目的の「議員互助会」に、日本共産党議員が入らないので「自由加入」となり、しばらくして消滅しました。

 

  5、私の方は、保守系議会の実態を「民報」を発行して全戸に新聞折り込みで配布し、宣伝カーで説明に回りました。

住民要求を聞きそれを議会に持ち込みました。また、民報を毎月1日と15日に発行し、一般新聞に折り込みました。有線放送で民報配布を知らせました。町の面積が大阪市と同じくらいの広さなので、宣伝場所を決めて、一周するのに3日かかりましたが、20年間続けました。その定点場所が住民との交流の場になりました。その場で聞いた要求をまとめて議会に持ち込みました。

 

6、初議会以外に、民主化に取り組んだ」ことは?

 第一回目の通常議会を前に議長から公文書で、一般質問は各派2名以内、日本共産党と公明党は1名、30分以内を許可すると連絡がありました。そのような決まりはどこで決まったのかと問いました。

議会運営委員会規則があり、それに従って頂きたいと言うのです。

私は地方自治法や憲法に従うのが本筋だとして、次の改善を要求しました。

  • 議会運営委員会は3名の会派から1名で日本共産党は議運に入っていない、知らないところで決められたものに従えない。議運メンバーに加えていただきたい。
  • 地方自治法に、議員の発言を封じる条文はない。30分と決めることなどは法律違反だ。だから決定に従えないと、

2名の発言通告を出し、議長や議会運営委員長との話あいを申し入れました。何度も話し合った結果、2名の会派は、議運のオブザーバーとして認める事になりました。発言は議運委員の最後にしてほしいということでした。一般質問の希望者は全員認め、時間制限は撤廃することになりました。その結果多くの議員が質問に立ちました。

 

7、「掲示板」・・こぼればなし

壁新聞を貼る掲示板が少なく、困っていました。街中には何も貼ってない町の掲示板が50ほど立っていました。業者が宣伝名を入れて町に寄付したようでした。

私は、その掲示板に議員団ニュースを貼り出しました。あんのじょう議長から呼び出しがあり撤去を言い渡されました。

私は、日本共産党議員団は町が認めた団体であり、町所有のものに日本共産党のニュースを貼っても違法ではないと主張しました。

話し合いの結果、今後は、議会事務局が「議会だより」をつくり貼りだすこと。日本共産党は自ら掲示板を増やし町の掲示板に張らないことで合意し、今日では党の掲示板も増え、事務局発行のニュースが、議員でつくる編集委員会発行の、A4カラー16ページで「議会だより」として全戸配布が続けられています。

 

8、住民の生活相談に乗り、その解決に相談者と一緒に努力する。

日本共産党の議員は、「住民の護民官」と言われているように、権力を持つ人から住民を守らなければなりません。そのためには、「生活保護法」をよく読み理解して、困っている方の実情をよく聞き、一緒に役所の生活保護係へ行き、本人の同意のもとに相談室に同席し、解決に努力することです。私達二人の一致した重要な仕事です。

その他の問題でも時間を合わせて相談者と一緒に解決に努力することが大切です。住民がどのように苦しめられているのかを理解し、相談者には日本共産党の活動を理解してもらうためにも、ご一緒することが大切なのです。信頼されれば、日曜版を読んでもらいましょう。そうして世直しの戦列に加わってもらいましょう。

支部の皆さんにも個人情報に気を付けて、こんな相談を受けて解決したと報告しましょう。党に相談があり、党が解決したのですから。

 

9、一般質問で取り上げた住民要求の一部ですが、・・                                                                              

 教育費無償化問題、ぐるみ選挙やめろ、障がい者生活支援、お年寄りの暮らしを守れ、道路整備、議会の民主化、戦争反対町長の見解は、保育時間の延長、消防団員募集、飲料水を守れ、非核平和を、救急車配備、バス運行停止後の対策は、「振動病」定期健診、公害防止条例制定を、公園作れ、文化サークルへの援助、核兵器廃絶を、産業廃棄物処理問題、し尿処理問題、トイレ付き車体に変えろ。いじめ根絶、合併しなくてもやっていける、原発やめよ、見解は、水道施設の拡張を、大型間接税反対、消費税撤廃を、等など住民の暮らしを守るためには何でも工夫して質問し、問題を解決してきました。

 

その他に日本共産党の議員は他党派の議員がとりあげないことも取り上げました。①、戦争と平和問題・有事法制・治安維持法問題 ②、憲法問題・地方自治・同和問題 ③、反共反撃 ④、米軍問題・基地問題・安保条約の問題 ⑤、天皇の問題 ⑥、日本共産党について ⑦,物の見方考え方 等についてです。

 これらの問題は「町の行政に関係ないので議長権限で発言をカットする」という暴挙に出る議会がありますが、どの問題も憲法・地方自治法に深くかかわる問題であり、一般質問で認められているものです。反共攻撃には徹底した反撃と、同時に住民が聞いてなるほど思うように工夫してください。

 

10、自治体職員とは、お互いに高め合う仲間になろう!

職員から教えてもらう仲になることがたいせつです。憲法を守って仕事をすることを「宣誓して就職」されているのですから・・・。他党派の議員は、職員を顎で動かしているのをよく見かけます。このような議員は職員から良く思われていませんし、嫌がられていて、誰も近寄りません。

私は、職場の環境問題・クーラーをつけてほしい・病気があるので軽作業に変えてほしいなどの要求を聞き内緒で解決しました。本来は職員組合の問題ですが、何度言っても解決しないというのです。

又、内部告発ともいうべき問題を聞き、内容をよく聞いて解決し喜ばれました。役所の中で信頼されてこそ日本共産党の議員です。

 

私は、役所へ行ったら必ず首長に会いました。会議をしている時以外は会ってくれました。お元気ですか、お忙しいですね、と気軽に話をしていると身近に感じるものです。

首長は、自治体のことをよく知っていますが、過ぎ去ったことがほとんどで、最新情報、今起こっている住民の声を知っていても保守的な立場の声で、本当に困っている住民の声を知らないものです。雑談しておくことが重なれば、質的変化を生むものです。

 

私も挨拶代わりに良くたちよりました。あるとき老人福祉センター用地候補の土地が、以前この町に住んでおられたSさんのもので、四国在住ということを知り、「寄付してほしいとお願いに行ったらどうですか?」と冗談交じりで話していたのです。数週間後にお会いした時「四国へ行ってきましたよ。 OKでした」とニコニコ顔でした。“瓢箪から駒“の時があるものです。

 

11、議員になって頭が痛いのは、発言準備の原稿づくりです。

  どうされましたか?

そうですね、申し入れ書、要望書、請願書、陳情書、そうして委員会での発言、一般質問、賛成討論、反対討論、賛成を含んだ議案の反対討論、反対を含んだ議案の賛成討論等など原稿の種類が多くあります。行政文書には、一応の形式がありますのでよく知っておきましょう。議会ごとに運営規則で決めている所もあり前もって聞いておきましょう。

なかでも議員が一番苦労するのは、一般質問の発言を準備することではないでしょうか。私のやり方を話しておきます。

日本共産党議員の発言は、綱領路線の実現です。だから正確にすることが求められます。自分一人で考えていては時間がかかります。

 まず、質問項目をどうするのか、要求したことを,即実現するために答弁を求めるのか、今日までにここまで進んでいるが、いつまでに完成させるのか、あるいは、制度の変更や新設を要求するのか、などなどきちっと柱を立てましょう。やっとたどりついた近道は、中央委員会のホームページです。全国の経験が集められていますから、中央のホームページを活用しました。それから各省庁のホームページ、良く忘れるのが自ら所属している自治体のホームページ。議会の議事録です。前任者がどこまで詰めていたのかもわかります。

ここにたどり着くまでに、右往左往しましたが、この方法が最速でした。各HPをよく見て、必要なところをコピーして書き出しておきます。それを自分の文章に直していけば、思いのほか的を得た文書ができます。論文試験ではないのでコピぺもOKです。

 請願書等の形式は、議員手帳などに出ているとおりです。

その他の文書は、これを基本に工夫してください。

条例案をつくるときは議会事務局員の知恵を借りるのが近道です。

 

 12、街頭宣伝をどのように工夫されましたか

毎日早朝駅前宣伝をしていた先輩は、喋る前に駅前広場の掃除をしてから始めたそうです。また近くの商店などには、今日もお邪魔しますと一軒いっけん挨拶してから始めたそうです。このような工夫は大切です。その場その場で工夫してください。駅周辺の方々にとっては、良い演説より、掃除してくれる方が嬉しいかもしれません。

一人で宣伝するのは勇ましいようだけれどやめておきましょう。防衛上も考えて、最低2人、司会をしてもらいましょう。時々弁士に質問に来る人があります。弁士に代わって対応する人がいないと演説が中断してしまいます。

さて、宣伝の内容ですが、日ごろ喋っているような言葉で、ひらがなで喋りましょう。論文を読んでいる口調では、頭に残りません。

漢字で同じ発音をする熟語は、他の言葉に変えましょう。 一か所10分から12~3分にまとめましょう。起・1分、承・2分、転・6分、結・2分、「是非しんぶん赤旗をお読みください。」と締めくくりましょう。街中を回るときは、その場に適した内容に工夫してください。メモを持つのなら、名刺の裏か携帯のメモ欄に演説する項目の見出しだけ書いておけば大丈夫でしょう。ビラなどたくさん持って喋っていては、見苦しいものです。

                                                                               

 

13、「解放同盟」に行政がのっとられないように、

   住民と職員を巻き込んで・・地方自治を守ろうと!

 私の経験として、「殺したるぞ!」という攻撃を跳ね返し、頑張ったことがありました。

「解同」の水道業者が「市内の業者を組織」し、管工事組合をつくって行政に圧力をかけ、この組合を公認せよと迫ってきました。    彼らはこの組合に「外部連絡工事」(水道本菅と家庭の水道にメーターを付ける仕事)を専属に扱おうとしていました。「窓口一本化」です。そんなことになると、宅建業者が家を建てても水道管がつながっていないと家が売れません。早くメーターを付けてもらうために「解同の言いなり」になり行政がゆがめられます。又、盆暮れの届けと、選挙協力を要求してきます。

 水道部長や理事者を説得し、励まし、一般質問でとりあげ、どの水道業者も平等に扱う町の「公認業者規定」をつくって「解同の窓口一本化を食い止め」ました。彼らは反対する議員や町職員に圧力をかけてきました。暴力に負けない、確固とした取り組みが必要です。

 

14、地域の有力者の利益が絡む「用地取得」問題                                           

行政の執行で、用地問題、建設業者問題、出入り業者問題は、汚職腐敗を生み出す温床です。「監査委員」の協力を得るために、普段から話しあえる機会を作っておきましょう。

私の経験では、行政が用地取得をするときは、担保が入っているものは買いません。売る方は「兵庫銀行(日本で初めて破たんした銀行)のリース会社で地元の土地ブローカーと地元有力者が結託して、担保を消して雑種地を用途指定変更して高く売ろうと計画が進んでいました。農協からその金を融資させて、うまくやろうとしているのを見た元議長が、日本共産党でないとこの「不正の解決はできない❓」と相談が持ち込まれました。一般質問や暴露ニュースの全戸配布、理事者交渉を重ねて、農協が融資できないようになり、自治体への不正を許しませんでした。他の場所を予算内で買うことが出来ました。

 

15、要求団体とともに大規模な、学習決起集会。

医療改悪で過疎の村は、

1997年10月6日号しんぶん赤旗全国版

「老人介護どうすれば・・・」三重美杉村で党支部がシンポ

村長、瀬古議員もパネリストに 会場いっぱい140人が参加

 村民の3人に1人が65歳以上のお年寄り、全世帯の8軒に1軒が一人暮らし老人という過疎と高齢化の村、三重県美杉村で5日午後、日本共産党美杉支部が同村老人クラブ連合会の後援で「老人介護シンポジューム」を開き巻いた。結城敏・美杉村長や日本共産党の瀬古由紀子衆議院議員がパネリストをつとめました。会場の美杉村開発センターには開会前から、各集落や村外からも車を乗り合わせた人たちが次々詰めかけ、会場係が用意の椅子をあわてて追加するなか、参加者は140名に膨れ上がりました。

 パネリストは、結城村長、瀬古衆議院議員のほか、訪問介護看護婦の日下球枝さん、三重民連会長で医師の林友信さん、鳥井尚・日本共産党村議が司会し、パネリストがそれぞれの立場から介護や老人医療の現状問題点などを報告しました。

 瀬古衆議院議員は、政府の介護保険法案の問題点や、医療・社会保障の連続改悪の実態を日本共産党の政策と対比させながら解説し、住民の声で国や県の姿勢を変えていく必要性を訴え高齢ア社が安心して暮らせる美杉村づくりを提言しました。

 参加者からは「きてよかった。ええ話が聞けました。」「こんなもよおしがだいじやね」などの声と共に、《これからの介護は大変なことも多そうやけど、先生らの話を聞いて、なんか元気が出てきました。私らも国にもっと声あげていかない感けど共産党さんも頑張ってください。(53歳、女性)との声が寄せられました。

 

16、「無防備平和都市条例(案)」制定について? 

憲法9条を守ろうという請願に対して、社会党の影響が強い団体から、「無防備平和都市条例(案)」を対案に出してきました。

それは平和憲法を守る運動に役立たないものです。「無防備都市」という考えは、ジュネーブ条約(参照してください)に基づいて、戦争になってしまった時に、市民が攻撃を受けたり、明らかに攻撃されそうになったときに、どういう態度をとるのかというルールを決めたものです。「戦争しない憲法を持つ日本」では「憲法を守れが、国民が一致できる最善の要求です。」戦争が起こってから「無防備」で、という考えは、日本の運動に不適切な要求です。日本共産党支持者の方が、ジュネーブ協定についてよく知らず巻き込まれる場合があるので注意しましょう。

 

17、何期ぐらいから面白くなってきましたか

そういわれると考えますが、二期目あたりからでしょうかね!大体のことが分かりますし、自分の活動についても点検できます。二期目の選挙が危ないとよく言われますが、その気で準備してください。

 

 私は、一期目の初めに計画をたて、実行してきたので初めから楽しかったですね!あらゆる出来事を民報に書いて月2回の、全戸配布、議会ごとに全地域を宣伝、これは私の最初の公約でしたので20年間実行しました。大変だと思ったことはありましたが、やりあげた充実感は自信にもなりました。

 

18、居住支部や地区内の党員の方と要求実現の取り組みや党勢拡大に     取り組むにはどうすればよろしいか

信頼関係が出来るよう、できる限り支部会議に出席しましょう。支部は、遠慮せず「支部の行動に議員を誘い」ましょう。党内では議員という任務で活動しているだけで、LCの方も支部員の方もそれぞれ任務を分担しているだけですから、普通に付き合いましょう。

普段から偉そうにしている議員がおれば、何か思い違いをしているのです。すぐに改めてください。又議員同志の中で長くやっているからと、後輩に知っていることを教えなかったり、怒鳴ったり、嫌がらせをする人がおれば、規約違反です。議員団会議で相互批判しましょう。新しい方の意見を十分に聞きましょう。意見が違うときは、冷静に相手が納得できるまで、団結のために政策論争しましょう。論争に勝ち負けはなく、話が終われば同志の中の同志ですから議員団会議が楽しくなるよう,期数の多い人が心配りをしましょう。

 

19、日常の党生活について真面目に参加

会議、拡大・配達・集金・担当支部指導、要求団体へ

党歴も少ないのに、議員になったとたんに地区委員になり2つの支部に責任を持ってほしいと、決められた会議が終ったけれど、自分は党の指導経験もない。年配の方ばかりの支部の指導などできない。議員の仕事より難しい。私を指導してほしい、というのが本音です。

地区機関は、初めの一年間はぴったりついた、援助体制を作って下さい。また、委員長の方から「困っていることはないか」「住民の反応は」「何か良いことは」など個別に時間をとって聞いてください。新しい議員の方は遠慮せず委員長に言ってください。同志ですから! 同志の間でセクハラやパワハラがあれば、相手が誰であれ文書で中央委員会のメールで査問委員会に提出してください、適切な指導があるはずです。

私の党活動は、地区の勤務員でしたが、党勢拡大は担当する支部の同志と地域をまわりました。又、1967年から議員の数は選挙ごとに2・4・5・6・7・8人と20年で全国一になりました。

(議席占有率市では33%24分の8・町では37.5%16分の6が最高)

しんぶん赤旗拡大では議員と居住支部が一緒に要求実現した方、職場の同僚、自分の近所の顔見知りの方。議員2人組で市役所の職員や出入り業者、町の有力者を回りました。集金は、市役所内は議員が分担し、あとは居住支部に頼みました。

居住支部と議員は、一緒に活動しました。経営支部の同志も同じです。日曜版読者が一番多い時は、10軒に1軒ありました。今はだいぶ減りましたが…

 

私は、地域の小学校の先生をしていましたので、役場内と地域で増やし、最終的には日曜版の配達集金は、130部にもなりました。しかし、議員を増やすことはできませんでした。

 

20、議員になった方や機関に要望はありますか? 

健康に気を付けて、初心忘れず、明るく、清く、正しく、一寸だけ勇ましく、ぜひ活躍してください。

関係する支部や一緒に活動する人みんなに喜ばれるようにしてください。何があっても怒らないようにしましょう。

苦労が多い仕事ですが、何が起こっても、くよくよしないことです。これが現実なんだ。どうすれば自分の思うようになるのかを考え、次回に生かせばよいのです。成功も失敗も議員団会議で報告し合いましょう。

議員団会議が出来ないところは、党規約に沿って近隣の議員と団会議が出来るよう、県委員会に直訴してください。直らなければ中央にも直訴しましょう。議員が党活動で自治体の担当責任者にならないようにし、議員活動を保証して、県・地区委員会が責任を持って議員を指導してください。議員を自治体の責任者にすると、知らず知らずの間に頭でっかちになり、規約をまもらなくても平気になってしまいます。このような改革こそ長い目で見ると党の発展につながるでしょう。

 

議員は、ぜひ次の事柄について勉強してほしいと思います。

第一には、なぜ戦争が起こるのか。資本主義との関係を深く学び、戦争のない社会を作るために、その理論と当面の活動について、ぜひ勉強してください。ウクライナ戦争の本質にかかわって・・

第二には、過疎問題は、なぜ起こるのか、過疎地域での暮らしの展望と自治体と国の役割について、ぜひ勉強してください。三重県内では特に大切です。

第三は、科学的社会主義の理論を身につけるように計画を立てて学習してください。古典もぜひ読みましょう。特にエンゲルス著フォイエルバッハ論を繰り返しお読みください。

歴史は、はっきりと前進しています。私達の現職中にも大きな変化

がありました。また全国で日本共産党が頑張っているので、苦労しているのは自分だけじゃないのです。世界で歴史の歯車を前進させるために戦っている人が増えています。

病気にならないように、交通事故に気を付けて、反共攻撃に負けず、国民の暮らしをよくするためにご奮闘ください。

私達も130%実現のために出来る限りの力を発揮して奮闘いたします。中央のご指導もよろしくお願いいたします。

                               以上。   2023・7・4 大橋

 


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