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教授たちは「国民大学が民族史学の伝統と学問共同体としての存在意義を守れるよう努めなければならない」とし、「国民大学教授会にも国民大学の名誉を守るためのより積極的な対応を要請する」と述べた。

2022-08-10 | ちょっと気になるマスコミ報道
 

「キム・ゴンヒ大統領夫人の論文の調査過程を全面公開せよ」

国民大学教授が声明

登録:2022-08-08 09:33 修正:2022-08-08 10:42
 
2日の同窓声明に続き、所属教授たちも「調査過程を公開せよ」 
「キム・ゴンヒ盗用疑惑に深い罪悪感…申し訳ない気持ちのみ」
 
 
尹錫悦大統領の配偶者キム・ゴンヒ女史が5月10日、国会で行われた第20代大統領就任式で拍手している=国会写真記者団//ハンギョレ新聞社

 国民大学が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の配偶者であるキム・ゴンヒ女史の書いた論文に不正行為はないとの最終結論を下したことに対し、国民大学の教授たちが論文の調査に関するすべての委員会の構成と会議内容を公開することを求めた。6日前の1日に国民大学は、キム女史の論文には問題がないと発表している。

 「国民大学の学問的良心を考える教授たち」は7日に声明を発表し「キム・ゴンヒ氏の論文盗用問題に対して国民大が経たこれまでの過程と、1日に発表した再調査結果に対して深い罪悪感を感じ、国民大の学生たちと同窓生たちには限りなく申し訳ない気持ちのみ」とし、「国民大本部は論文調査に関するすべての委員会の構成と会議内容を透明に公開し、調査過程と結果について十分納得できるよう説明せよ」と要求した。国民大の再調査委員会は1日、盗用疑惑が持たれているキム女史の4件の論文について、不正行為はないという最終結論を出している。

 教授たちはまた、国民大学の教授会にも積極的な対応を要求しつつ、この問題に対する教授たちの意見を「グーグルフォーム」を通じて匿名で集める予定であることを明らかにした。教授たちは「国民大学が民族史学の伝統と学問共同体としての存在意義を守れるよう努めなければならない」とし、「国民大学教授会にも国民大学の名誉を守るためのより積極的な対応を要請する」と述べた。

 2日には「キム・ゴンヒ論文審査要求のための国民大同窓非常対策委員会」(同窓非常対策委)も立場表明文を発表し、国民大に対して再調査委員会の活動に参加した委員の名簿と最終報告書を公開することを要求している。その際、同窓非常対策委は「国民大の最終判断が再調査委員会の最終報告書を謙虚かつ忠実に反映しているのか、それとも『学問分野で通常認められる範囲』、『論文掲載と審査当時の普遍的基準』などで覆い隠し、政治的意図が込められた大学当局の立場が貫徹されているのかについて確認が必要だ」と語っている。

コ・ビョンチャン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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