柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

不正

2023-12-21 08:28:18 | Weblog

ダイハツの不正が暴かれて、全車出荷停止だそうです。日野やフォルクスワーゲンがやったような、製薬会社の一連でも知られることですが製造過程の工程の端折りです。データの改竄、捏造、やってないのにやったことにする不正。どこにでもあることではありますが、こういう事件の度に言うてますが全てはチクリによる発覚です。大勢が関わる仕事で皆に不正を黙らせておくことは不可能です。どの組織どの集団にも必ず「正義の味方」はいますし、上司が許せん!という人間関係も大きな要素で。誰もを黙らせておくなんては無理です。と、誰もがわかっているんでしょうけれどね。

 岸田おろし 吹かず。新聞の見出しです。引きずり降ろすには絶好の機会です。安倍さんが存命ならここで三度目の登板と出てくることだったでしょうが(もっとも安倍さんがいたら検察がこんなことしなかったでしょうが)、そんなタマもいなければこんな時に危ない目に遭おうとする者はいないというわけです。六甲おろしは吹き荒れましたがねぇ。

 辺野古問題の沖縄県側の敗訴を受けて、毎日の見出しです「民意より法律論」。辺野古の新基地造設にかかる裁判、県がやらぬなら国が代わりにやるという代執行が通りました。それが法律だ法治主義だと識者の言も載っていますが、沖縄の民意は無視され続けているというのが反対論の核ですね。知事選で常に基地反対派が勝ち続けていることを指すのですが、民意より法律論でなければ中国やロシアその他の権威主義国と同じになる臭いを国民は嗅ぎつけてます。そうですよね。

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機会

2023-12-20 08:26:45 | Weblog

安倍派二階派にガサ入れだと新聞記事です。いかに阿比留さんが陰謀論だと否定しても、安倍さんがいなくなって途端に東京地検が元気になっているのは素人目にも明らかです。枝野さんの言う通りに思います。で、岸田さんは念願の安倍派斬りを果たしたのでしたが、二階派の大臣二人は留任させるんだそうです。安倍派の五人衆は会計担当やってたのが多いこと、裏金作りを主導してた(彼らに言わせれば前例に従っただけなんでしょうが)と目されることです、二階派の二人はそれこそ陣笠なのでしょう、そういう違いはあれです。法相と女万博相です。もっと言えば二階さんには岸田さんに煮え湯を飲まされた遺恨がありましょう、安倍首相の元に幹事長を長くやってて来て、それを岸田さんがガツンと切ったあの事件です、二階さんを潰すのもいい機会でしょうけれど、安倍派がバタバタして自民党自体が揺れてる時に二階さんまで敵に回すはとてもそんな度胸はないでしょう。自民党を守るのは、もちろん色んな意味でです、安倍さんがあちこちを抑えてきたようなことをです、岸田さんしかいないのですが、検察の為すがままにしているのが現状です。こりゃひどい仕返し受けましょうねぇ。二階さんの恨みはさらに燃え上がってましょうねぇ。ちなみに女万博相は医者です、医師会推薦です。万博なんて何の関係もない人、派閥調整でなった人です。それ思ってもトホホではありますが。

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濫用

2023-12-19 08:27:43 | Weblog

昨日寺尾の記事の中でオヤジさんを鶴ヶ峰と書きました、正しくは鶴ヶ嶺でした。この雑さと言うかええ加減さは我ながら自己嫌悪ですが、訂正します。ごめんなさい。

 薬物乱用(正しくは濫用です、みだらに使うです)は今や違法薬物相手ではなくて、市販薬の大量服用です。しかも若い連中、小学生にまで及んでいるとか。どうですかねぇ。昔からこの手の悪事はありました、安定剤と酒を併せるとトリップできることから夜の巷では安定剤(睡眠剤もその仲間です)一錠何千円何万円で売られてると漏れ聞きましたし、それに加担する医者や関係者が挙げられたりしてました。が、今次は違います、若い連中が市販の咳止めを大量に飲むのです。パブロンとかの咳止めの水薬、これが飲みやすいのでしょうね、何本も一気飲みする。十分に甘いものでしょうから(飲んだことないので知りませんが)何本も飲めるものじゃないはずですが目的が違いますからできるのです。市販薬ですから簡単に手に入るところが抜け穴です、規制ができないですね今までの様式では。オーバードーズ over-dose とよく書かれてますが、これは過剰量という意味です。薬物濫用の意味はないはずですが、それはすなわち過剰量服用だというココロです。さてどう対応しますか。

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籠球

2023-12-18 08:28:35 | Weblog

急に寒くなって、皆様お元気でしょうか。これが12月の普通なんでしょうけれど寒いです。どうぞお気をつけて。

 女子バスケット実業団リーグ(なんて呼称じゃないのでしょうが)、ENEOS の11連覇をとうとう阻みました、デンソー。ご存知ない方は全く何の話?で申し訳ないですが、デンソーには先の五倫で銀メダル獲ったチームのキャプテンだった高田が長く中心選手を張ってて、やっとの悲願達成という出来事です。馬瓜という助っ人が移籍してきての結果なのですが、30点差つけての圧勝でした。ENEOSには渡嘉敷という絶対のエースがいて、その昔は吉田というこれまた絶対の司令塔がいて無敵でしたけれど、やがて倒れる時が来るというわけでした。こんな点差で負けたこと自体がないんじゃないですか ENEOS は。バスケットが変わってきたんでしょうねぇ。

 大相撲錣山親方の死亡記事です。ええ?これは驚きました。弟子の阿炎が不祥事で何場所も謹慎させられた時にきつく対応したことが最近の話題でした。そう言えば病気がちだとは言うてましたね。錣山親方は現役当時は寺尾の四股名でイケメン筋肉質のいい体した人気力士でした。井筒三兄弟でした、本人は末っ子、次兄が逆鉾で。オヤジが鶴ヶ峰。鶴ヶ峰覚えてます、リアルで見てました、大鵬柏戸の時代の人でした。小さい人でしたがつり出しのできる力士で。60歳、心臓の持病と記事にあります。病気には勝てませんわ。合掌。

 

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迫期

2023-12-17 10:28:40 | Weblog

暦を見れば22日が冬至だそうで、一年で一番昼の短い時期です。当地では朝6時半にならねば明るくなりません。夕5時には辺りは暗くなってます。夏休みの終わり頃に夕暮れに茜色が混じり出してそこから直線状に季節が移っていく。日暮れがどんどん早くなっていく。カーテン越しの明るさでは朝の時刻を間違える頃を経て、約一か月近くの「底」の時期です。季節外れの暖かい(汗ばむほどでした)日が続きましたが昨夜から寒風吹きすさぶ態で急に気温が下がりました。やっと冬らしい日が続くのでしょうか。寒いのは苦手なのですが、冬は寒くないと・・ではあります。インフルエンザが流行っています、皆様にはどうぞ健康管理にご留意ください。

 4年ぶりのクリスマスパーティー、一週先に迫りました(トップページをご覧ください)。お陰様で多くの皆様にご来場いただけそうです。3年間のブランクは当然こちら側にも影響を及ぼします、錆びる所は錆び、欠ける箇所は欠けして、今次です。例年より長めに時間をかけ練り磨いております。久しぶりの機会を決して無駄にせぬよう、皆様に十分にお楽しみいただくよう各員奮っております。乞う、ご期待。楽しい時間を是非ご一緒に。ビートルズとベンチャーズをご堪能ください。

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通訳

2023-12-16 08:26:23 | Weblog

どの局のどのスポーツコーナーも「青い大谷」話題一色です。青い大谷とは上手く言うたことで、以前は赤い大谷でいいわけですね。会見模様が流れます、通訳さんがうまくやってたとは昨夜の報道ステーションに呼ばれてた石井(ヤクルトのサウスポーエースだった人、大リーグに行ってその後楽天監督だった人)が言うてました。会見聴いてるに記者たちの質問に的確に答えてるようには思えなかったこともありましたが、異言語でニュアンスまで伝えるのは難しいことでしょうし、そこをうまく通訳さんが繋いだということでしょう。サッカーの久保はスペイン語ペラペラ喋ってますし、ドイツ語を操ってる若い選手も多いこと、異言語の壁を改めて感じもしました。犬の名前は何だ?という質問もアメリカらしいこと、デコポンと恥ずかしそうに答えて、アメリカ人はこの発音が難しいのでデコイになってると記事にありました。しかしアメリカのデカい大男たちに並んでも頭一つ大きい大谷は堂々たるもの。ルッキズムなんて言葉で人を見た目で語るを咎める風潮ですが、大谷はデカいですねぇ。日本人としてやはり誇らしい気分になりますね。そう思わせてくれる奴です。で思うこと、彼の両親が全くメディアに出てこないですね。イチローのオヤジはよく出てきてましたが。でも、そう言えばゴジラ松井もそうでしたか。メディアも追わない、面白みもないことなのでしょうか。

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急騰

2023-12-15 08:23:04 | Weblog

安倍派総退場。産経新聞の見出しです。誰もが逃げて仕方ないから自分の子分(宏池会)の林さんを官房長官に充てたことには、どのメディアも火中の栗と表現してます。地元の後援会は、困った時の林さんだ、首相への通らねばならぬ道だとか言うているそうです。どうなりましょうか。野党より何より、今後あからさまになるであろう安倍派からの仕返しが岸田さんの首を絞めるんでしょうねぇ。

 1ドル141円です。おいおい。どちらかに振れだすとどんどん進むのは常とは言え、ついこの前には151円なんて言うてましたよ。10円も上がり下がりして、直截に影響被るであろう(と素人考えで思う)輸出入業界の現場はどうなんでしょうね。植田新総裁の言やアメリカの発言を受けて投機筋の思惑によってクルクル変わるところ変動相場制(360円固定相場から変わった時に、えらい昔のことですが、刷り込まれた単語です)の宿命なのでしょうか。それにしてもの乱高下と思いますが、今この時点でとても岸田さんはこっちに頭が向いてないでしょう。ええ?そうなの?って。彼が日銀に何か指示出してとか策を弄しての末でも何でもない結果。何もかにもに手を出してはどれも中途半端だから何一つ前に進まない。まさに火だるま。新聞見出しは「急騰」です。逆は急落ですか。急騰は漢字で書くんですね。り患 とか ら致 とか不細工な表記を平気で続けているのに 騰 なんて字はいいんですねぇ。この恣意です。誰がどういう基準で決めたんだ?!当用の常用のなんて区別は要らぬことですわね漢字に。と、あらぬところに噛みついてます。すみません。

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火玉

2023-12-14 08:26:57 | Weblog

今朝はこうでした「首相火だるま 見限る自民」朝日。昨夕の岸田さんの会見観ました、トーンを落として、途切れ途切れに苦吟する態でしたが芝居臭かったですね。原稿があったのかプロンプターだったのか、目を落としては確かめ確かめの話しぶりでした、相変わらず伝わらぬことでした。自分の言葉じゃないんでしょうねぇこんな時でも。火だるまという単語は、岸田さんの会見での言葉「火の玉になって立ち向かう」を掬っての皮肉ですね。あんたは火の玉のつもりでも、こっちから見れば火だるまだよって。リアルタイムで聞いてる時でさえ「なんてベタなんだ」と笑いましたが、その日の各局の夜のニュースでもこの言葉を採り上げてました、皆の琴線に触れたのでしょう。林さんを官房長官に置くしかなかった所、誰もが逃げたというわけです。火中の栗、沈みゆく船に乗れない、一連托生はごめんだと。新聞記事は容赦ないことです。そして今後は安倍派の仕返しが始まります。政務官まで一掃するのはいかがなものかと世耕さんが噛みついてますが、萩生田さんのあの高飛車さと合わせて、こちらも分裂間近の領袖争いの様相ですね。と、叩く一方の世論があれば擁護論ももちろんあるわけで、産経新聞の名物論者阿比留さんが自分のコラム「極言御免」欄で言い放ってます。安倍さんの検察人事件は陰謀論だと。亡くなった人を総掛かりで叩くのはゆがんだ形の安倍ロスの一つだろうと揶揄してます。ま、そうも言えるかなぁ、ですが。でも現実的に安倍派を敵に回して岸田さん運営できないでしょう。累は林さんにも及んで。どんな潰れ方になるんでしょうか。怖いもの見たさです。

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胆力

2023-12-13 08:27:02 | Weblog

「保身のツケ 政権泥沼」朝日、「岸田降ろしの風吹かず」日経、今朝の新聞見出しです。岸田さん大勝負です。最大派閥に気を遣いながらの政権運営で、どこかで一矢報いるつもりはあったのでしょうが、こんな大展開になるとは。安倍さんは一旦岸田さんに渡して、行き詰まるを待って請われて再登板という腹積もりだったのでしょう、ですから岸田さんがこうやって躓くのは安倍さんならずとも安倍派の連中は想定内だったことでしょうが、まさかこんなことになるとはです。これは検察の仕返しでもあるのでしょう、枝野さんの言う通りに。安倍さんがいかに権力で抑えていたか(人事権の濫用)です。萩生田さんの態度が象徴してますが、次は安倍派の連中からの仕返しです。松野さんの不信任案が否決された時のあの不遜な薄ら笑いです。薄ら笑いと言えば岸田さんはいつもどうしてこんな時に?というほど口元が緩んでいますが、こっちはきっと自信のなさの表れなのでしょう。何と言っても最大派閥なのですから、岸田さんを引きずり降ろすはわけのないことでしょうがさりとてこんな時に火中の栗を誰が拾うんだ?(誰に拾わせるんだ?ですか)です。メディアはここぞと無派閥の連中を追いかけてます、小泉さんとか浜田さんとか。小石河です言う所の。穴を誰が埋めるかだけの話には興味がないことですが、さて大政局です、とても岸田さんには抑え込む胆力も度胸もないように思えます。安倍派潰し(抑え)は元々の願望だったにせよ、自民党まで潰れたんじゃぁ本末顚倒、これが弱小派閥の悲しさではありまする。安倍派とすれば岸田さんに協力する義理がなくなりました。窮地を助けてくれなかった憾みは大きいですよ。岸田さんが立ち往生して潰れた後、安倍派は分裂するんでしょうね。二階の爺さんが菅さん押し立てて来ましょうか。

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落犬

2023-12-12 08:26:03 | Weblog

「全盛一転 存続の危機」「派閥側の立件 不可避」「背水の安倍派切り」今朝の新聞見出しです。落ちた犬は叩かれるが運命ですが、私たちは栄枯盛衰の現代版を今目の当たりにしているのでしょう。五人衆だけでなく金集め要員が何人か挙げられてます、橋本女史も挙げられて。12月10日の産経新聞に枝野さんのインタビュー記事があって、安倍さんが亡くなってパンドラの箱が開いた、具体的には東京地検特捜部が元気になった、黒田さんもやめて異次元の金融緩和とやらも変化していくだろうとありました。そうかぁこういうことかぁと合点がいって。検察人事を握ってたのでしたね安倍さんは。こういうことなのですね。司法を手なづけていたと言うこと、脱法行為に目をつぶらせて。蓋が外れた途端にこの野郎!と。力で抑えていたことは力で仕返しされるという、これも古今東西に通用する箴言そのまま。萩生田さんが居直ってます、統一教会騒動であれだけ追いかけられて、岸田さんのことを余程に嫌いなんでしょうね、現職の政調会長をクビになる前に俺の方から辞めてやると。出処進退は自分で決めると。安倍派の15人を馘首すると決めたそうです。安倍派がやってるおいしい抜け道を他の派閥が倣わぬわけがないでしょう、追及はそこまで届くのか。安倍派を潰せばいいのか。自民党が潰れなければ岸田さんの乾坤一擲です。安倍派潰して本家も潰れたら本末転倒ですが、そもそも岸田さんは薄ら笑いしてますからね。野党がどう攻めるか。ここで一気に行かねばの絶好機でしょうけれど。またモタモタしそうですねぇ。

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