柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

勘違

2023-12-03 09:52:54 | Weblog

まず訂正を。昨日山田太一さん死亡報を書きました、その中で作品の「岸辺のアルバム」をNHK放映と述べました。TBSでした、間違いでした。今朝サンモニにその報道があって、これと「ふぞろいの林檎たち」とどちらもTBSだと知りました。いつもの如き思い込みでした、すみません。ちなみにサンモニもTBSです。「男たちの旅路」がNHKでした(これは調べました)。

 岸田さんの国会での答弁映像が流れます。恣意たっぷりの切り取り映像ではありますが、それにしてもよくぞそこまで噛むなぁ、まさにしどろもどろ。辻元さんの堂々たる(ドヤ顔の、上から目線喋りは相変わらずで鼻につきますが)質問に対してですからさらに強調されます。これじゃぁ・・と思わせます。喋り言葉の大切さをどうして認識しないですかねぇ。正直な人といえばそれまででしょうが、マヌケと紙一重ですわ。世耕さんの諫言やよし。月刊誌では櫻井よしこさんも同調して。ま、この二人は大の安倍シンパでしたが。

 楽天安樂投手のパワハラ事件。このご時世です、チクられたら即アウトです。こんなことは運動部では常態だったことですが、今はそれをチームとして、経営側として放置できないのでした。中田が咎められて日ハムをクビになって、原が拾っての顛末は記憶に新しいですね。同じことです。日本中どこの運動部でも怖い(無茶する、バカな)先輩やコーチ、教員はいて、殴る蹴るに始まってあれこれの無体その全てがもみ消されてきた歴史です。ワンマンチームであればあるほど、本人は勘違いする。彼は(こういうことやる奴らは誰も同じでしょうが)高校時代からそうだったのでしょう。四国の高校でしたね、甲子園沸かせた人です、ちやほやされて育った人。それをそうでない者(技量で敵わぬ者や外野の者達)は野球バカ、スポーツバカ、脳みそまで筋肉でできているなんて陰で馬鹿にしてたのですが、今は陰でこそこそ言わずに済んでいるわけです。チームメイトのマー君が、もっと後輩に目を配ればよかった、なんてコメントしているそうですが、いやいや彼こそが安樂以上にちやほやされてきた人です、腫れモノだった人でしょう。彼に何がわかりましょうか。実力の世界ですからね、そして上下関係の世界。そのヒエラルキーの上に立てば、です。その経験のない者には想像するばかりですが、あり得ることではありましょう。ま、そもそも誰彼に、スポーツであれ学問であれどの分野どの業界においての優れ者達に人格者たることを要求すること自体に無理があるのです。畑の違うことに関しては素人以下の連中ばかりの筈です、一面に秀でると言うことはそういうことですわね。況や人格をや。おとなしいか猛々しいか。人格の前の性格、性質、常識の有無、育ちの良し悪し。こっちも尊重すべき多様性には違いないことですがねぇ。

 キッシンジャーさん、100歳で死亡だと。ニクソン大統領の時代からの人。流れる映像見ながら思い出すことでした、そうか、日本飛び越えていきなり周恩来や毛沢東と手を結んだ立役者、一足先に中国と交渉した田中角栄をロッキード疑惑で葬った人。一時期世界を操った人。大統領より彼の方が有名なことでした。この人もユダヤ人だったと記事にあります。イスラエルをアメリカが支持する筈です。そういう合点もいきました。合掌。

コメント
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