柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

胆力

2023-12-13 08:27:02 | Weblog

「保身のツケ 政権泥沼」朝日、「岸田降ろしの風吹かず」日経、今朝の新聞見出しです。岸田さん大勝負です。最大派閥に気を遣いながらの政権運営で、どこかで一矢報いるつもりはあったのでしょうが、こんな大展開になるとは。安倍さんは一旦岸田さんに渡して、行き詰まるを待って請われて再登板という腹積もりだったのでしょう、ですから岸田さんがこうやって躓くのは安倍さんならずとも安倍派の連中は想定内だったことでしょうが、まさかこんなことになるとはです。これは検察の仕返しでもあるのでしょう、枝野さんの言う通りに。安倍さんがいかに権力で抑えていたか(人事権の濫用)です。萩生田さんの態度が象徴してますが、次は安倍派の連中からの仕返しです。松野さんの不信任案が否決された時のあの不遜な薄ら笑いです。薄ら笑いと言えば岸田さんはいつもどうしてこんな時に?というほど口元が緩んでいますが、こっちはきっと自信のなさの表れなのでしょう。何と言っても最大派閥なのですから、岸田さんを引きずり降ろすはわけのないことでしょうがさりとてこんな時に火中の栗を誰が拾うんだ?(誰に拾わせるんだ?ですか)です。メディアはここぞと無派閥の連中を追いかけてます、小泉さんとか浜田さんとか。小石河です言う所の。穴を誰が埋めるかだけの話には興味がないことですが、さて大政局です、とても岸田さんには抑え込む胆力も度胸もないように思えます。安倍派潰し(抑え)は元々の願望だったにせよ、自民党まで潰れたんじゃぁ本末顚倒、これが弱小派閥の悲しさではありまする。安倍派とすれば岸田さんに協力する義理がなくなりました。窮地を助けてくれなかった憾みは大きいですよ。岸田さんが立ち往生して潰れた後、安倍派は分裂するんでしょうね。二階の爺さんが菅さん押し立てて来ましょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする